どうしたらプロゲーマーになれるのか?
ゲーマーなら、誰しも1度は考えることですよね。
今回は、賞金総額ランキング第3位の『リーグオブレジェンド』について、プロゲーマーになるための資格や費用について紹介したいと思います!
また、ゲームの専門学校はプロへの近道になるのでしょうか?
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このページの目次
リーグオブレジェンドのプロゲーマーとはどんな人?日本人もいるの?
引用:https://www.youtube.com/
『リーグオブレジェンド (League of Legends)』は、大会の賞金総額が5億円を超えるほど大人気のMOBA(マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ)ゲームです。
そんな『リーグオブレジェンド』で活躍するプロゲーマーとは、どのような人たちなのでしょうか?
プレイ人口が1億人を超えるとも言われている『リーグオブレジェンド』で、プロとして活動している人は、ゲーム漬けの毎日を送っているようです。
実は、日本人プロプレイヤーも結構います。
というのもこのゲーム、毎年「リーグオブレジェンド・ジャパンリーグ」と呼ばれる、プロチームによるリーグ大会が開催されているのです。
2018年度の大会に参戦したのは次の6チーム。
・V3 Esports
・SCARZ Burning Core (大会後にチームの改変が行われ、現在は「Burning Core」として活動)
・Crest Gaming Act
・Unsold Stuff Gaming
・PENTAGRAM
・DetonatioN FocusMe
これらはすべてプロチームのため、必然的に所属する選手も「プロゲーマー」ということになります。
※メンバーには日本人以外も在籍。
たとえば、「DetonatioN FocusMe」は、「au」をはじめとした様々な企業がスポンサーを務めており、2018年度の「リーグオブレジェンド・ジャパンリーグ」で優勝するなど、数々の実績を残しています。
このプロチームは、2015年より「フルタイム、給与制」を導入しており、「1日中練習してもらうけど、その分給料を出す」というシステムをとっています。
また、東京都に「ゲーミングハウス」を構えており、メンバーの大半はここで生活。
ゲーミングハウスは、最新のPC環境はもちろん、調理スタッフなども用意された、いわば寮のようなものです。
メンバーは、1日におよそ6~10時間を練習に費やしている模様。
ここまでくると、本当に「好きじゃないとできない」といったレベルですね。
私もゲームは大好きですし、買ったばかりでハマっているゲームなら10時間くらいできそうです。
しかし、同じゲームを毎日、それも数年単位でやるとなると、かなり厳しいと感じます。
給料をもらっているので、「飽きたからちょっと別のゲームを...」とか、「スマホゲームのイベントが...」とか言うこともできませんよね。
リーグオブレジェンドのプロゲーマーになるには資格や年齢など必要な条件はあるの?
引用:https://www.youtube.com/
では、『リーグオブレジェンド』でプロゲーマーになるためには、どのような条件を満たす必要があるのでしょうか?
これは、プロチームによって異なっているほか、あまり公表していないので定かではありません。
ただし、公式大会の参加条件として、
・18歳以上
・日本の居住者であること
が明記されています。
このため、最低限これらの条件を満たしており、かつゲームの腕前が十分であれば、プロゲーマーになれるはずです。
...「十分な腕前」というのが、かなり高いハードルですが。
そして腕前は、日ごろからの対戦成績や、大会で披露します。
特に大会で優秀な成績を収めれば、既存のプロチームに声をかけてもらえるでしょう。
別のルートとしては、「プロチームを作る」というものもあります。
そもそも、このゲームは5 vs 5なので、大会の参加には最低5人のチームメイトが必要です。
このため、あらかじめチームを作って練習し、大会出場後に法人手続きをしてスポンサーを募り、プロチーム化します。
手続きなどのハードルが高く、最初はスポンサーもあまりついてくれないために金銭的メリットは小さいですが、チーム仲がよく、長く続ける自信があるのなら目指してもいいかもしれません。
「経営」の手腕が問われますが...(「経営」専門のメンバーをチームに入れておくのもありか?)。
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リーグオブレジェンドのプロゲーマーになるには費用はどのくらい?
『リーグオブレジェンド』は、基本プレイ無料ゲームです。
そして、このゲームでプロになるためには、「うまいこと」が条件といえます。
つまり極端な話、『リーグオブレジェンド』がプレイできるPCと電気代だけあれば、あとは腕前次第でプロになれるはずです。
『リーグオブレジェンド』は要求されるPCスペックが非常に低いため、10万円台のゲーミングPCであれば問題なく動作可能。
よって、プロゲーマーになるのに必要な費用は、10~20万円ほどです。
もちろん、ラグなどがあると操作性や勝敗に大きく影響してしまうため、本気でプロを目指すならばメモリやグラフィックボードを奮発する必要があります。
また、マンション住みでネットが光回線だったりすると、住民の間で容量を取り合ってしまうため、夕方から夜にかけて通信が遅くなることも。
このため、本気度によっては、プロバイダや回線への注意はもちろん、住む場所も厳選しなければなりません。
そこまで考えると、費用は大きく跳ね上がってしまいますが...。
リーグオブレジェンドのプロゲーマーになるには専門学校にいく必要ある?
プロゲーマーを本気で目指す人なら1度は目にしたことがあるかもしれませんが、日本には(数は少ないですが)専門学校もあります。
講師にプロゲーマーを招く、海外研修でアメリカのプロゲーミングチームと対戦するなど、プロとなるための様々なカリキュラムがある模様。
確かに、「プロとのコネを持つことができる」、「プロゲーマーだけでなく、チームのマネジメントやイベントスタッフについても学べる」というメリットがあります。
ただ、気になるのは学校の規模や歴史です。
eスポーツが盛んになってきたとはいえ、日本ではまだ「知名度が上がってきた」程度の状態だと思います。
そんな中、「学校」という形態をとったコミュニティで適切な指導を受けられるのか、個人的には疑いを持たざるを得ません。
だったら、その時間を使ってひたすら練習するほうがいいのでは?と考えてしまいます。
もちろん、1人でがむしゃらにプレイしても、欠点や効率的な上達方法に気付けないため、なかなかうまくなれない、という可能性もありますが...。
どちらにせよ、自分がどれだけ本気なのか、専門学校のレベルはどの程度なのかを、よく考えたり調べたりした上で決めたいですね。