プロゲーマーという職業は、まだあまりメジャーではありません。
しかし、実のところ、日本にはかなりの人数のプロゲーマーが存在します。
プロeスポーツアスリートである、ガリレオさんもそのうちの1人です。
そこで今回は、ガリレオさんの経歴や大学、年収などのプロフィールを紹介したいと思います!
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このページの目次
ガリレオ(プロゲーマー)のwiki風プロフィール!経歴や本名、大学は?
引用:http://fgamers.saikyou.biz/
プレイヤーネーム :ガリレオ
本名 :岡本 圭史 (おかもと けいじ)
生年月日 :1988年4月28日
年齢 :30歳(2018年現在)
出身 :京都府?
所属 :「PONOS株式会社」社員
経歴 :
ガリレオさんは、高等専門学校を卒業した後、そのまま大手フィルムメーカーに入社しました。
つまり、大学への入学はしていません。
就職後は、趣味の範囲で、格闘ゲームである「ブレイブルー」に打ち込みます。
しかし、「趣味の範囲」といいつつも、全国大会で優勝し、その翌年には格闘ゲームの世界的な大会である「EVO2014」で優勝するという快挙を成し遂げました。
もちろん、この段階のガリレオさんは、まだプロではありません。
完全に一般人です。
社会人をやりながら、しかも企業などのスポンサードを受けずにここまでできるのは、驚きですよね。
しかしその後、会社員として立場が上がってしまったことで、ゲームに割く時間が減ってしまいます。
このことで、優勝まで果たした「ブレイブルー」からも足が遠のいてしまいました。
そんな中、「自分の中で1番大切なゲームの道を進みたい」と考えるようになったそうです。
ちょうどその時期、「にゃんこ大戦争」で知られる「PONOS株式会社」のイベントに参加しました。
このときに同社の社員と出会ったことがきっかけで、2017年にPONOS株式会社へ転職。
「ゲーマー社員」としての活動を始めます。
(前職場である大手フィルムメーカーには8年間勤務)
現在は、ゲームの開発チームに所属してデバッグなどを担当する一方、プロゲーマーとして、ゲームの練習に明け暮れているようです。
ちなみに、ガリレオさんは「ゲームに必要なのは体力」という持論を持っています。
というのも、たとえばある大会では、朝8時に受付をして、勝ち進むことで最後の試合が夜7時、なんてこともあるそうです。
また、格闘ゲームをやった人からすると、1試合にかかる時間はせいぜい十数分程度、と思ってしまいがちですが、実際はそうではありません。
優勝決定戦ともなると、1時間近くぶっ通しで対戦し続けることもあるのです。
このためガリレオさんは、途中で疲れて集中力が途切れないよう、ランニングなどの体力づくりを積極的に行っています。
まさに、「アスリート」といったストイックさですね。
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ガリレオ(プロゲーマー)の年収は?
プロゲーマーとして一般的なのは、企業にスポンサードされる形式です。
しかしガリレオさんは、企業に就職した、いわば実業団に近い形でプロとなりました。
社会人野球選手などと同じ形式ですね。
つまり、ガリレオさんの年収は、勤務先であるPONOS株式会社の給料+大会の賞金ということになります。
同社の年収を調べてみたところ、平均は約490万円とのことでした。
ガリレオさんの採用制度は「ゲーマー社員」ということなので、上記の平均年収とは多少異なる可能性もありますが、的外れな額ではないでしょう。
ここに大会賞金も加わるので、最近の戦績から予想すると、700万円前後はいってそうですね。
ここで、勤務形態の例として、ガリレオさんの大会前のスケジュールを紹介したいと思います。
まず、朝は10時に出社し、通常のゲーム会社としての業務をこなします(出勤時間は一般社員と同じ)。
その後、14時頃に業務を切り上げ、ゲームの練習を行うそうです。
練習は、会社や自宅のほか、ゲームセンターでやることも。
また、先ほど紹介した体力作りの一環として、ランニングやジムでの運動も、「仕事」として会社に認められている模様。
大会で結果を残さなきゃいけない、というプレッシャーや本人にしかわからない苦悩などもあるかとは思います。
思いますが、ゲーム好きとしては、「うらやましい」のひとことしか出てきませんね...。
ガリレオ(プロゲーマー)のeスポーツの実力や過去成績はどうなの!?
引用:http://fgamers.saikyou.biz/
ガリレオさんは、「ブレイブルー」で数々の好成績を残しており、実力も疑いようがありません。
なかでも有名なのは、格闘ゲームでもっとも大きな世界大会、「EVO2014」での優勝といえます。
この大会で、ガリレオ選手が優勝までにたどった道や対戦内容はあまりにもドラマチックで、格ゲーファンによって語り継がれています。
ここでは、その概要を紹介したいと思います。
ガリレオ選手は、「EVO2014」にて、順調に勝ち進んでいました。
しかし、準決勝でどぐら選手に惨敗してしまいます。
敗者復活戦で、苦戦しつつも勝利を収め、何とか決勝に進出。
決勝の相手はもちろん、どぐら選手です。
敗者復活戦からの決勝進出であるため、ガリレオさんにはハンデが課されるなど、強敵相手にもかかわらず苦しい戦いを余儀なくされました。
試合は一進一退の攻防を見せるも、やはりガリレオさんはやや押され気味で、「あと一撃食らったら負け」という状況に4度もさらされます。
しかし、そんな状況でも臆することなく果敢に攻め、試合はフルカウントまでもつれ込みました。
最終試合、高度な読み合いの末、見事ドグラ選手を下し、ガリレオ選手が優勝(賞金は約250万円)。
実況や観客も、その逆転劇に最高潮の盛り上がりを見せました。
ちなみに表彰式では、「ブレイブルー」のプロデューサーが駆けつけ、「自分達が作ったゲームでこんなにも素晴らしい試合を見せてくれる人がいて、クリエイターとして感無量です」と、2人の戦いをたたえました。
そんな伝説的な試合を披露したガリレオさんですが、その前後の大会でも優勝や準優勝をするなど、数々の功績を残しました。
プロeスポーツアスリートとなった現在は、「ブレイブルー」以外にも、「恋姫演武」や「ドラゴンボールファイターズ」など、いくつかのタイトルで上位入賞を果たしています。
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eスポーツプロゲーマーが注目されはじめてますね!
引用:https://www.ponos.jp/
最近では、彼らeスポーツプロゲーマーへの注目度が高まっていますよね。
「遊び」と認識されていたゲームが、職業として高収入を得られるほか、「eスポーツ」として各国で期待されているのが要因でしょう。
まだまだ面白半分で、理解されにくい職業ではありますが、それが徐々に変わってきているのを感じます。
あと数年もすれば、一般的な職業として認識されるのではないでしょうか。
そんな日が来るのを、いちゲームファンとして、楽しみにしています。