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FPSを楽しみたいけど、3D酔いを起こしてしまう...

そんな初心者プレイヤーも多いのではないでしょうか?

 

そこでこの記事では、3D酔いしない方法について紹介します!

視覚野やモーションブラーなど、設定でできる対策についてもチェックしてみてください。





3D酔いってなに?どうして起こるの?

引用:いらすとや

車や船に長時間乗っていると、気持ち悪くなることありますよね?

あれが、FPSやフライトシミュレーターといったゲームをやっていておこるもの、それが3D酔いです。

 

慣れないゲーマーがこういったゲームをプレイしていると、吐き気や頭痛といった症状が起こります。

人によって度合いはそれぞれですが、結構つらいものがあり、それ以上ゲームを続けられなくなってしまうことも。

 

では、なぜ3D酔いが起こるのでしょうか?

原因は乗り物酔いと同じと考えられていますが、発症に至る詳しい原因ははっきりとわかっていないようです。

 

しかし、一説によると「目から入る情報と、体の動きが一致しないため」と言われています。

例えば、ゲームでフィールドを走り回ると、画面が大きく揺れますよね。

一方プレイヤーの体はまったく動かず、水平を保ったままです。

この状態によって脳が混乱し、吐き気や頭痛といった症状を引き起こすのです。

 

また、ゲームに慣れていたとしても、画面が意図しない動きをした場合などは、3D酔いを引き起こす場合があります。

例を挙げると、「敵のスキルによって無理やり変な方向に引っ張られた」「ミサイルの着弾や地形の変動で画面が大きく揺れた」など。

 

私は、FPSをはじめとしたゲームを20年近くプレイしているため、ほぼまったく酔うことはありません。

しかし、とあるFPSで「友人が運転するトラックの荷台からゾンビを処理する」というシチュエーションでは、盛大に酔ってしまいました。

つまり、初心者に限らず、どれだけ慣れていても3D酔いは起こる可能性があるのです。



FPSで3D酔いしない方法や対策は?【環境、訓練編】

引用:いらすとや

ゲームを楽しむためにも、3D酔いとは縁を切りたいですよね。

では、どんな対策があるのでしょうか?

まずは、ゲームをプレイする環境面と、自身の体(脳)を鍛える方法を紹介します。

 

3D酔いを起こす原因の1つに、「部屋が暗い」というものがあります。

この状態では、目から入る情報がゲーム画面に限定されてしまい、より脳の混乱を招くためです。

ゲームに没頭したい気持ちもわかりますが、まずは体のために、明るい部屋でプレイするべきでしょう。

 

また、画面が小さすぎる、あるいは逆に大きすぎる場合も、3D酔いを引き起こします

画面が小さい場合は、多くの情報が凝縮されていることや、夢中になって画面を凝視してしまうことが原因です。

また大きい場合は、部屋が暗い時と同様、ゲームに没入してしまうために発症すると考えられています。

 

同じ理由で、目(顔)を画面に近づけすぎるのもよくありません。

当たり前のことのように聞こえますが、正しい姿勢でプレイすることを心がけてみてください。

 

ちなみに、3D酔いは乗り物酔いと同様、「慣れる」ことによって症状を緩和、あるいは発症しないようにすることができます。

...当然、個人差はありますが。

 

そのため、極端な言い方ですが「慣れるまでガマンしてプレイする」というのも1つの方法です。

とはいえ、吐き気をこらえてゲームをしていても全然楽しくありませんし、私生活にも支障が出てしまいます。

 

そこで、「3D酔いを起こす前にゲームをやめる」「定期的に休憩を入れる」といった方法が有効です。

これを繰り返していくうちに、徐々にプレイ時間が伸びていくことでしょう。

すると気づかないうちに、3D酔いを克服できていたりします。

まずは、周囲の環境を整えたうえで、少しずつ体を慣らしていくことから始めてみましょう!



FPSで3D酔いしない方法や対策は?【視覚野(FOV)、モーションブラーなどの設定編】

そんなこと言ってられねぇ!俺はゲームをやりたいんだ!

という方には、ゲームの設定でできる対策方法を紹介します。

ゲームによってできる場合とできない場合がありますが、ここからの内容を実践すれば、3D酔いはぐっと軽減されるはずです。

視覚野(FOV)を下げる

まずは、視覚野(FOV)の設定から。

 

視覚野(Field of View)とは、目に見える範囲のこと。

普段の生活でも、周りのことがよく見えている人のことを「視野が広い」と言ったりしますよね。

 

ゲームでも同様に、「画面に映る視野の広さ」に相当します。

視覚野が広いとその分多くの情報が1度に表示されるため、脳の処理量が上がることに。

つまり、3D酔いの対策には、この視野角を狭くすることが重要です。

 

一部のFPSでは、この視覚野の広さを変更することができます。

変更が可能な場合、ほとんどのケースでは[設定]や[オプション]にある[ビデオ]といった項目を確認してみてください。

ゲームによって呼び方が異なりますが、[視野角]、[視野]、[視界]、[FOV]などが該当します。

 

例えば、『APEX LEGENDS(エーペックスレジェンズ)』は、視覚野を変えられるFPSの1つ。

・最小値([視界 70])↓

・デフォルト設定([視界 90])↓

・最大値([視界 110])↓

 

比べるとわかるように、画面の情報量がだいぶ変わりますよね。

このように、視野角を狭くすることで、表示させるオブジェクト等を少なくし、3D酔いを起こしにくくできます

 

ただし、狭くしたことで敵の視認や状況の確認に遅れが出ることには注意してください。

最初のうちは3D酔い対策として有効ですが、慣れによって症状が出なくなったうえで、さらに上達を目指すのであれば、この設定はデフォルトに戻すのがいいでしょう。

モーションブラーをOFFにする

また、最近は「モーションブラー」を導入しているFPSも増えてきました。

 

モーションブラーとは、「モノが動いた時のブレ」を指します。

写真や映画などの映像作品で使われ始めた用語で、被写体の躍動感をよりリアルにするための技術です。

 

ゲームにおいては、画面内のものが動いた際や視点(画面)を動かした際、意図的にブレるよう設定されています。

これによって、よりリアルで没入感のあるゲームを演出している模様。

 

説明だけでは伝わりづらいので、こちらも比較画像を用意しました。

どちらの画像も、視点を動かしながらスクショしたものです。

・モーションブラーOFF

・モーションブラーON

 

確かに、モーションブラーをONにしたほうが「動いている感」はありますよね。

しかし、とっさの判断の遅れはもちろん、目や脳の疲れを誘発する原因となるのは、言うまでもありません。

 

個人的な意見ですが、はっきり言ってめちゃくちゃいらない子だと思っていますw

私の場合、ゲームを入手したらまずはモーションブラーをOFFにするほどです。

ONだと普通に見にくくなるんですよね...。

 

この設定も、3D酔いには大きく関係してくるもの。

FPSをプレイしていて酔いやすい、と感じたら、とりあえずモーションブラーはOFFにしてみてください。

こちらも視野角同様、設定やオプションの[ビデオ]項目にあることがほとんどです。

 

以上、FPSをプレイする際に3D酔いを起こしにくくする方法を紹介しました。

楽しいFPSライフのために、プレイ環境とゲーム設定を整え、万全の体調で挑んでください!

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