世界ではすでに多くのプロ選手が存在するeスポーツ。
日本にはプロライセンスというものが以前はありませんでしたが、2018年2月に新しくeスポーツのプロライセンスが発行されることになりました。
では、どうやったらプロライセンスを取得することができるのでしょうか?
また、プロライセンスとは一体どういったものなのでしょうか?
今回はそういった疑問にお答えするべく、一番早くプロライセンスを獲得する方法なども含めて調査してきました!
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このページの目次
プロライセンス発行の目的
eスポーツでのプロライセンス発行は海外でも珍しい事例です。
何かしら目的などがあったのでしょうか?
実はプロライセンス発行に至った理由として賞金問題が関係しているのです。
消費者庁からは賞金付き大会を開催する方法として、
(1)ゲームメーカーとは関係のない第三者スポンサーから賞金を出す
(2)プロライセンスを発行し、プロの高度なパフォーマンスに対して報酬を出す
という二つの案を提示されて、(2)の方法を取るためにプロライセンス制度を作るに至った経緯があるようです。
海外では常識となっているeスポーツの高額賞金を日本の法律でカバーできるようにするためにプロライセンスは作られたと理解しても良いでしょう。
プロライセンスを取得する方法・条件(ジュニア・プロ)
出典:https://jesu.or.jp/
プロライセンスは日本eスポーツ連合(以下、Jesu)公認の大会で優秀な成績を収めた選手へ付与されます。
国内初となるはじめてのプロライセンス配布は2018年闘会議で付与されました。
Jesuから付与されるライセンスは以下の3種類。ライセンスの有効期間は2年間でeラーニング講習を受けることで更新可能となっています。それぞれご紹介していきますね。
「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」
義務教育を終えた15歳以上に付与されるライセンスです。発行手数料は5,000円です。
「ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンス」
13歳から15歳のジュニア選手に付与されるライセンスです。
基本、賞金の受け取りは出来ない(放棄)することとなります。発行手数料は3,000円です。
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「ジャパン・eスポーツ・チームライセンス」
法人格、公認タイトルのメーカーからの推薦、ないしは承認を受けたチームでJesuが実績十分と認めたチームに対して付与されます。
チーム内でライセンスを持っているプレイヤーがいるか居ないかは問われません。
発行手数料は5,000円×チーム人数分となります。 ライセンスの有効期間は2年間でeラーニング講習を受けることで更新可能となっています。
プロライセンスのゲームタイトル一覧
jesuの認可大会で開催されるタイトルは以下になっています。
- ウイニングイレブン 2018
- コール オブ デューティ ワールドウォーII
- ストリートファイターV アーケードエディション
- 鉄拳7
- パズドラ
- 『ぷよぷよ』シリーズ
- モンスターストライク
- レインボーシックス シージ
- GUILTY GEAR Xrd REV 2
- BLAZBLUE CENTRALFICTION
- BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE
eスポーツライセンスを一番早く取得する方法は?
出典:https://www.4gamer.net/
eスポーツライセンスを一番早く取得する方法はJesu公認のゲームタイトルを使った大会で好成績を収めることが一番の近道となっています。
しかしながら2018年12月現在、Jesu公認の試合が直近で行われるという情報はありません。
ほとんどのeスポーツ大会は個人戦ではなくチーム戦となっているため、メンバーを集めてチームを作る必要があります。
強いプレイヤーが集まるコミュニティを探してみたり、強豪クランなどに入ることでチームを組み、大会に出場して好成績を収めるという方法も近道の一つとして考えられます。
また、大会の優勝賞品がプロライセンスとなっていた闘会議2018のような大会に出場して好成績を収めるという方法もあります。
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まとめ
とにかく大会で好成績を記録しなければ、プロゲーマーへの道はありません。
国内の小さな大会から出場し、地方大会、全国大会、全世界大会と徐々にステップアップしていくといいでしょう。
JCGは参加の敷居が低いので、こういったオープン大会から参加して実績を積み上げていくと良いでしょう。
全国大会のような大きな場で優勝すれば、おのずとプロライセンス取得の話が持ち上がってくるでしょう。