2018年11月29日、カードゲームである「アーティファクト」が発売されました!
大手ゲームメーカーのバルブ社が開発したということもあり、eスポーツのメジャータイトルになることが予想される本作。
賞金も高額になりそうです。
そこで、「アーティファクト」の値段やルール、そしてスマホへの移植があるのかについて紹介します!
このページの目次
「アーティファクト(Artifact)」の値段や入手方法は?
引用:Steam
「アーティファクト(Artifact)」は、大手ゲームメーカーのバルブ(Valve)が開発した、パソコンでプレイできるカードゲームです。
バルブは、eスポーツの最高賞金額でたびたび話題に上がる、「DOTA2」の開発会社でもあります。
そんな会社が開発したとあって、発売前からかなり期待されていました。
「アーティファクト」でも大会の賞金が高額になりそうなため、今からやりこんでおけば、一攫千金も夢ではないかもしれません!
「アーティファクト」は、ゲーム管理プラットフォームである「スチーム(Steam)」から、2,300円で購入できます。
(日本語化もされているので安心!)
もしPCに「スチーム」が入っていないのなら、この機会にインストールすることをオススメします!
「スチーム」自体は無料で、さまざまなゲームを入手できるため、ゲーマーにとっては非常に便利なツールだからです。
(ついつい色々買ってしまって、お金と時間を奪われてしまうかもしれませんが...)
発売直後のため、「スチーム」を起動すればトップページに「アーティファクト」が表示されるでしょう。
もしなくても、右上の検索から調べれば、すぐに表示されます。
「アーティファクト」のページ中部にある、「Artifactを購入する」→「カートに入れる」→ショッピングカート画面で「自分用に購入」で簡単に購入可能。
ただし、購入にはクレジットカードが必要なので注意してください。
購入手続きが済んだら、あとはPCにインストールすれば準備完了です!(容量は7GBほど)
ちなみにこれは勝手な予想ですが、半年から1年位で無料化するんじゃないかと思っています。
というのも、このゲームは、カードの入手方法が課金限定です。
つまり、ハースストーンのように、クエストをこなしてカードパックを入手、といったことができません。
そして、2,300円でゲームを購入した場合、おまけとして10パックがついてきます。
この2,300円というのは、カードパック10パック分に相当します。
このことから考えると、そのうち、「10パックのおまけはついていないけど、ゲーム本体は無料」という状況になるのではないでしょうか。
(あくまで勝手な予想ですが...)
「アーティファクト(Artifact)」のルールはカードゲームとしてはかなり特殊で複雑?
左、中央、右の盤面それぞれで同時に戦う
画面が相当うるさい
引用:Steam
「アーティファクト」は、MOBA(マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ)をベースとしたルールを取り入れています。
このため、あちこちにMOBAチックなシステムがあるのが特徴です。
たとえば、「アーティファクト」はMOBAのレーンのように、同時に3つの盤面で戦います。
勝利条件は、「いずれかの盤面で合計2つのタワーを破壊する」というものです。
それぞれの盤には、「HP40のタワー」と、それを破壊すると出てくる「HP80のタワー」があります。
このため、「2つの盤面でHP40のタワーを破壊」するか、「1つの盤面でHP40のタワーとHP80のタワーを破壊」すれば勝利です。
...この時点で、相当ややこしいルールですね。
異例なシステムが多すぎて、説明がすごく難しいです。
また、デッキ(40枚以上で上限なし)には、5体のヒーロー(現状、全44体)を組み込み、これらのヒーローを各盤面に配置します。
カードにはヒーローのほかに、スペル(魔法)、クリープ(雑魚モンスター)、アイテム、増強の5種類が。
アイテムカードは、ターン終了時に戦闘によって取得したゴールドを支払うことで、手札に加えることができます。
いわゆる、MOBAのお買い物に当たりますね。
もはやMOBAをやったほうが簡単なようにすら思えてきました。
ヒーローにはレベルの概念がないものの、アイテムカードを装備させて強化することが可能です。
基本的には配置した盤面でしか戦闘できませんが、装備したカードやヒーローのスキルによっては、隣の盤面に効果を及ぼすこともできます。
スペルの使用には、ハースストーンなどと同じく、マナが必要です。
マナは、最初に3つ付与され、その後1ターンに1つ増えていきます。
全体的な流れを簡単に紹介すると、次のようになります。
1, 左の盤面で、互いのプレイヤーが交互にカードをプレイ
2, お互いのプレイヤーが「パス(ターン終了に相当)」を宣言すると、左の盤面で戦闘開始
3, 場に出されたカードが、正面にいる敵、いなければタワーを攻撃
4, 戦闘終了後、中央の盤面で1~3を行う
5, 戦闘終了後、右の盤面で1~3を行う
6, 買い物フェイズ
7, 1に戻る
ちなみに、倒されたヒーローは泉に戻り、2ターン後に好きな盤面に再配置することできます。
・3つの盤面で同時戦う
・しかも盤面を超えて効果のあるカードもある。
・どのカードでどこを攻撃するか指定できず、若干のランダム要素がある
など、正直、めちゃくちゃ複雑です。
文章で説明するのはかなりしんどいので、気になる方は実際にプレイしてみることをオススメします。
「アーティファクト(Artifact)」はスマホに移植するの?eスポーツへの参入は?
引用:Steam
そんな「アーティファクト」ですが、すでにスマホアプリとしてリリースすることが発表されています。
配信日は未定ですが、半年ほどはかかるのではないでしょうか。
スマホアプリで2,300円だったとしたら、おそらくほとんどの人が見向きもしないでしょう。
このため、これも勝手な予想ですが、PC版の無料化と同時に、基本プレイ無料でリリースされるのでは、と睨んでいます。
また、「DOTA2」でeスポーツを大いに盛り上げているバルブなので、「アーティファクト」もeスポーツ大会の開催が予想できます。
バルブも、最初からそのつもりでしょう。
ただし、「ルールが複雑すぎる」ことと「カードの入手が課金のみ」という点が心配です。
これらの要素から、コアなファンにしか定着しなかった場合、大会参加者が増えず、賞金額がそこまで高額にならない可能性もあります。
金に物を言わせるバルブなら、何とかなってしまうかもしれませんが...。
いちまつの不安を抱かせる「アーティファクト」ですが、今後の動向に注目したいところですね。