eスポーツに関連した仕事に就きたい!というゲーム好きの人は多いと思います。
パッと思いつくのは、ゲームの制作会社やプロゲーマーなどですよね?
でも2019年現在、eスポーツ関連の仕事は他にも色々あるんです!
そこで、そんな仕事の一覧や、就職や転職に有利な求人サイトをまとめてみました。
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このページの目次
eスポーツに関連する仕事一覧!必要な技能や知識は?
大会のために設営された機材の数々(撮影許可を頂いています)
プロゲーマー(配信者)
まずはeスポーツ業界の花形とも言える、プロゲーマーについてです。
プロゲーマーは、主にスポンサーからの給料や大会賞金などによって生計を立てています。
また、YouTubeやtwitchなどで動画を配信し、広告収入などを稼ぐプロも多数いるようです。
基本的には実力主義であり、1秒以下の反応速度を求められるなど、要求技能は非常に高いといわざるを得ません。
そのため、プロとして活躍できるのは、20代までの場合がほとんど。
格闘ゲームは、30代のプレイヤーも多いですが...。
プロゲーマーになるには、
・大会で優勝するなど、実力をアピールする
・配信でスーパープレイやゲームの知識などを披露する
といった方法が多いようです。
そのほか、イケメン、かわいい、キャラが立っているなど、いわゆるタレント方面としてスカウトされることも、あるかもしれません。
プレイヤーとしてだけではなく、知識や判断力、育成能力があれば、コーチやマネージャーとして、プロチームに迎えられる可能性もあります。
ゲームクリエイターやデザイナー
ゲームを作る側の仕事も人気ですよね。
大手では任天堂やソニー、最近ではスマホアプリの開発会社など、大小様々な企業があります。
プログラミングだけでなく、新作ゲームの企画やプロモーション、キャラクターや背景のデザインなど、部署によって様々な専門知識が要求されます。
このため、特に大手企業には、就職がなかなか難しいようです。
これまでSEをやっていた、というような方が転職する場合には、有利になるかもしれません。
また、デザイナー方面であれば、twitterやpixivに絵を投稿することによって、企業側から声がかかることもあります。
大手から依頼されることは中々ないかもしれませんが、スマホアプリにデビューした、という話はそこそこ耳にしますよね。
ただし、不当に低い報酬(ひどいときは無償)で依頼してくる人も多いので、そこは十分に注意してください!
イベント運営スタッフ
アルバイト感覚でわりと気軽に手を出せそうなのが、イベント運営スタッフです。
ただしこの業界も、「イベント企画」系なのか、「イベント設営」系なのかによって、求められる技能が全く異なります。
前者の場合、いかに多くの人やスポンサーを集められる企画を出せるか、が重要になります。
賞金が高ければ注目度を上げられますが、その分資金調達に難儀したりしますからね...。
またイベント設営は、照明や音響設備、配信用のカメラやコードの設置と、力仕事が多くなります。
もちろん、撮影班や配信班、演出や進行をまとめるAD(アシスタントディレクター)といった、まさにTV業界と同等の技能を持った人も重宝されるようです。
私もeスポーツの大会を取材させていただいたことがありますが、20人以上のスタッフが、イベントを盛り上げようと様々な努力をされているのを目の当たりにしました。
こういった「縁の下の力持ち」をみると、1つのものが多くの人の手で成り立っていることを実感できて、なんだかわくわくしてしまいます。
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ショップ店員
ゲームショップの店員なども、eスポーツ業界といっていいかもしれませんね。
最近では、家電量販店などでも大会を行うことがあり、そういった場合には店員自ら、上に挙げたイベント企画や会場の設営を行わなければいけません。
(業者に依頼することもあるでしょうが...)
例えば「ソフマップ」なんかは、「普段は店員、イベント開催時は選手として活動してください」という、一風変わった求人を出すことがあります。
色々と見てみると、「ショップ店員」なのに「○○のゲームが得意な方歓迎!」と書かれていることも。
こういった場合、メインの業務はイベント関連になるのかもしれませんね。
とはいえ、ゲームが好きだったり詳しかったりすれば、お客さんの疑問や要望に素早く応えられるため、重宝されそうです。
当然ながら、接客のために高い対人スキルを要求されます。
eスポーツ教師や顧問
最近徐々に増えつつあるのが、eスポーツ専門の「教師」です。
eスポーツの専門学校が出始めているため、そういった学校の教員が求められています。
専門学校だけでなく、「eスポーツ部」をもつ中学や高校、プロの育成を目指す「eスポーツカフェ」なども、顧問を募集しているようです。
求人サイトで募集されている仕事の多くは、教員免許を必要としていません。
しかし、やはり「他人を指導する」という立場上、ゲームの知識や腕だけでなく、高いコミュニケーション能力なども要求されます。
案件によっては、「ホームルーム実施や保護者対応」といった、まさに「先生」としての業務を行わなければいけません。
とはいえ、自分の教え子が大きな大会で優勝すれば、かなり嬉しいですよね。
2019年版!就職や転職に有利な求人サイトは?
引用:https://www.pakutaso.com/
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インディード
「バイト探しはインディード♪」でおなじみの、求人サイトです。
ここは、求人会社でもいち早くeスポーツへのスポンサードを行っており、大会にも出資しています。
このように、eスポーツ業界の拡大を予想しているようで、サイトでも「eスポーツ」という検索ワードによる仕事の紹介が多数掲載されています。
上で紹介したeスポーツ関連業務のほかにも、「海外ゲームの翻訳」や、「介護職兼任プロゲーマー」といった異色の仕事を見つけることが可能。
執筆現在、なんと大手ゲームメーカーの「カプコン」の求人も出ています!
法務担当なので、仕事の難易度はかなり高そうですが...。
デューダ
デューダは、まだeスポーツ関連の求人が多くありません。
その代わり、「コナミ」や「カプコン」といった、大手ゲームメーカーの求人があります。
「インディード」の求人に比べると、「学歴不問」など、誰でも応募できる案件が目立ちますね。
(ただし、業務によっては要求技能が必要な場合あり)
スタンバイ
スタンバイは、求人情報の検索エンジンです。
「求人に特化したgoogle」というイメージが近いでしょうか?
その分、多くのeスポーツ関連業務を探すことができます。
「eスポーツ」というワードだけで、1万件近い求人がヒットするため、じっくり見て行けば自分にあった仕事に出会えるかもしれません。
ただし、本当に様々な企業が表示されるため、注意してよく調べないと、いわゆるブラック企業や不当に給料の低い会社に当たってしまう可能性もあります。
(これは「スタンバイ」に限った話ではありませんが...)