FPSには、数多くの武器が登場します。
このため、初心者のうちはどの銃を使えばいいのか迷ってしまいますよね?
そこでこの記事では、武器の種類を一覧形式で紹介しつつ、それぞれの特徴や略称、選び方を紹介したいと思います!
このページの目次
【FPS】武器の種類一覧!特徴や略称は?
FPSには、様々な種類の武器が登場します。
ゲームによって見た目や名前に差はありますが、性能としてはおおむね共通していることがほとんど。
このため、「これからFPSを本格的にプレイしたい!」と思っている初心者の方には、参考になる内容だと思います。
では、FPSの武器の種類や特徴、それぞれの略称などを見ていきましょう。
アサルトライフル
略称:AR
ダメージ:中
レンジ:中距離
連射:中
FPSにおいて、メイン武器の代表格ともいえるのが「アサルトライフル」です。
中距離戦に向いた銃ですが、近距離でも取り回しがよく、スコープなどが備わっていれば遠距離においても十分な活躍が期待できます。
ダメージはそこまで大きくないため、たとえヘッドショットでも1発で敵を倒すまではいきません。
しかし、連射力に優れているため、きちんと当たれば短時間でキルに持っていくことが可能。
一方、連射時のリコイル(反動)が大きいため、連続して撃ち続けるとなかなか弾が当たらなくなってしまいます。
このため、タップ撃ち(3~4発ずつ撃つこと)が重要です。
現実世界の武器をモデルにしたゲームでは、「AK-47」や「M4」あるいは「M16」などが人気です。
これらの銃はアサルトライフルの中でもダメージが大きく、キルを取りやすいため、使われることが多い模様。
ちなみに、有名な『ゴルゴ13』も、「M16」を好んで使用しています。
スナイパーライフル
略称:SR
ダメージ:高
レンジ:長距離
連射:低
続いての武器は、「スナイパーライフル」です。
映画や漫画などでかっこいいイメージを持っているため、使ってみたいと思うプレイヤーは多いでしょう。
しかし、高度な立ち回りと高い命中精度を要求されるため、かなり上級者向けの銃と言えます。
相当な長距離でも当てることができる、ダメージが高いためヘッドショット1発で仕留められるなど、戦況を大きく変えることが可能。
しかし、それだけにチームで勝利するためには、役割をきちんとこなさなければなりません。
映画のように、後方に隠れてひたすら敵を倒す、というプレイスタイルは基本的に嫌われます。
このようなプレイヤーは、寝そべってもぞもぞ動いている姿が芋虫のように見えることから、「芋スナ」などと揶揄されることに。
FPSにおいては、前衛とともに戦場を駆け回り、アサルトライフルが対処しにくい遠距離の敵を順次排除していく、というのが定石ですね。
また、近づかれたときにハンドガンやナイフできちんと対応するだけの視野や判断力が要求されます。
なお、スナイパーライフルは多くのゲームで「弾がまっすぐに飛ばない(飛距離が遠いほど弾が落下する)」という特性があるため、瞬時に相手との距離を測ってやや上を狙う、など安定して当てることができるようになるまでかなりの練習が必要です。
サブマシンガン
略称:SMG
ダメージ:低
レンジ:近~中距離
連射:中~高
「サブマシンガン」は、小型で連射力の優れた武器です。
アサルトライフルほどのダメージは出ませんが、反動が少ないこと、連射力に優れることなどから、好んで使う人もいます。
ゲームによって、メインにもなりうるしサブとして持ってもいい、という汎用性の高い武器。
また、サブマシンガンは装弾数の多い銃が一般的なため、連戦などに向いています。
一方で、アサルトライフルに比べると集弾性が低いため、結構弾がばらけてしまう点に注意。
個人的に1番好きな銃である「P90」は、正確にはPDWというカテゴリーですが、多くのゲームではSMGに分類されている場合が多いです。
まぁ、だから何だ、って話ですがw
ライトマシンガン
略称:LMG
ダメージ:中
レンジ:中距離
連射:中~高
「ライトマシンガン」は、サブマシンガンよりもダメージの高い銃です。
装弾数もかなり多く、長い間、弾を撃ち続けることができます。
ただし、リロードにアホほど時間がかかる場合がほとんどで、1度弾切れを起こすと大惨事に。
また、銃や弾が重いのか、LMGを装備していると移動速度が大きく低下する場合もあります。
バトルロイヤルタイプのFPSといった対人戦では、集弾性の低さもあってあまり好まれる武器ではありません。
一方、乗り物やメカなどが登場するゲームでは、一気に装甲を削ることができるため、そこそこ使用する機会があります。
ヘビーマシンガン
略称:HMG
ダメージ:高
レンジ:中距離
連射:高
「ヘビーマシンガン」が登場するゲームは、そこまで多くありません。
「ミニガン」と呼ばれる場合もあります。
かなりピーキーな銃で、
・弾が出るまでに時間がかかる(銃身を回転させるため)
・長時間撃ち続けると、オーバーヒートによってしばらく使用できなくなる
・HMGを構えたまま走ることができない
など、デメリットも満載。
その分、とんでもない連射速度で複数の敵を足止めするなど、高い制圧力を持ちます。
その性質上、防衛戦などではチームに一人いると、かなり助かる武器です。
ショットガン
略称:SG
ダメージ:高
レンジ:近距離
連射:低
近距離で最強の武器ともいえるのが、「ショットガン」です。
この銃は、発砲時に複数の弾が広がりながら飛んでいく性質があります。
このため、対象に近づくほど、当たる弾の数が多くなりダメージが跳ね上がることに。
逆に、対象との距離が遠いと、ほとんどの弾が当たらず、まったくと言っていいほどダメージを与えることができません。
ショットガンを使用する場合は、「いかに相手に近づくか」を意識する必要があります。
つまり、先回りや裏取り、ステルスといった立ち回りが要求されるわけですね。
また、リロードが長い、1発撃つごとに廃莢動作を挟むなど、隙の大きな武器でもあります。
ただし、ゲームによっては廃莢動作がなく、連射できるショットガンが登場していることも。
この場合は時間当たりのダメージ量がとんでもなく大きいため、近づくことさえできれば相当強力です。
まぁ、やっぱりリロードは長いわけですが...。
ハンドガン
略称:特になし
ダメージ:低
レンジ:近~中距離
連射:中
ほとんどのゲームで、サブウエポンとして用いられるのが「ハンドガン」です。
上で上げた武器に比べると全体的な性能は低めなため、この銃をメインに使う場合はほとんどありません。
多くのケースで、メインウエポンの弾がなくなった際、とっさに持ち替えて使われます。
なお、1人プレイのゾンビゲーなどでは、メインウエポンの弾を節約したり、「デザートイーグル」などが高火力武器として愛用されることもあります。
また、武器が軽いため、すばやく移動する際にハンドガンに持ち替えるというプレイングも割と一般的です。
投擲武器
「グレネード」、「スタングレネード」、「火炎瓶」など、投げて使う武器全般を「投擲武器」や「グレネード」と呼びます。
敵が隠れていそうな場所へのけん制やあぶり出し、複数の敵をせん滅する際に使用。
多くのゲームで自爆ダメージがあるため、壁や天井で跳ね返って自分の足元で炸裂するのは初心者あるあるですね。
逆にこの反射を利用し、自分の身を晒さずに目的の場所に放り込むといった使い方もできます。
汎用性が高いため、常に1~2個持っていると安心です。
近接武器
「近接武器」は、「ナイフ」や「斧」といった、超近距離で使用するものです。
弾がなくなった際のとどめや、初心者プレイヤーを煽る際に使われます。
後者は非常に恨みを買うため、マネしないようにしましょう。
ゲームによっては「バックスタブ(背後からの一撃)」で即死させられることもあり、芋スナの処理に重宝することも。
弾数制限がない、攻撃時に音がせずミニマップにも映らない、といったメリットもありますが、相応の特殊な立ち回りが必要です。
初心者のうちは、ほとんど使わなくてもいいでしょう。
というか、上級者でもそんなに使わないと思います。
ランチャー
「ロケットランチャー」や「RPG」が実装されているゲームもあります。
多くの場合、使える弾は1発か2発程度で、建造物や乗り物、ロボットを沈める際に使用。
ヘリを一撃で落とせると気持ちいいです。
ただ、そのためだけに武器枠を1つ潰すのは、かなりもったいない行為です。
チーム戦などで、どうしようもなく硬い敵がいる場合は試しに持ってみる、程度でいいかもしれません。
初心者のための武器の選び方を紹介!
では、初心者が選ぶべき武器はどれなのでしょうか?
やはり、一番人気のアサルトライフルがオススメです。
幅広いレンジで使用できるため、エイム(命中精度)の練習にもなりますし、適度にダメージを出せるので、自然とキルを取ることもできます。
ただし、ARの中には単発式のものもあるため、選択には十分注意してください。
単発式はどちらかというと狙撃に使うもので、中距離から近距離での撃ち合いでは左クリックを連打しなければいけなくなります。
これはマウスが動いてしまい、なかなか敵に当たらないという事態を招く可能性も。
反動は大きいですが、「AK」あたりで練習すると、その後の上達が早くなると思います。
次点で、サブマシンガンですかね。
やはり、連射のできる銃は強いといえます。
初心者のうちは「あまり狙わなくても弾が当たる」という理由で、ショットガンを選ぶ人もいます。
確かにそうなのですが、立ち回りがきちんとできないと近づく前に撃ち殺される、という事態が頻発。
結果、死んでばかりでイヤになる、という展開がよくあります。
そうならないためにも、最初のうちはアサルトライフルで立ち回りを覚えながら、エイムの精度を上げるといったプレイスタイルがオススメです。
まぁ、結局は「自分のお気に入りの銃を使う」というのが1番楽しいんですけどね。