FPSは、マップが広かったり高低差があるなど、どこから敵が出てくるかわかりづらいゲームです。
このため、「画面のどこを見ればいいのかわからない!」と感じることがあると思います。
そこでこの記事では、FPS上達のコツとして、目線の場所などを解説します!
うまいプレイヤーは、どのように視線を動かしているのでしょうか?
このページの目次
FPS上達のコツ!目線の場所は?画面のどこを見ればいい?
FPSは、一人称視点のゲームであるため、画面に映るのは主人公の視界に映っているものだけです。
このため、意識しなければいけない「視線」や「目線」には、2種類が存在します。
1つ目は、「プレイヤーの視線」。
つまり、ゲームをしているあなたがどこを見ているか?ということです。
FPSは情報量が非常に多いゲームです。
そのため、画面のどこを見ればいいのかわからない!という人も多いのではないでしょうか?
初心者の多くは、「どこから敵が出てくるか」と、画面に映る景色を注視しています。
しかし、バトルロイヤル系のゲームなどでは、マップが広大なうえに敵の人数も多いため、運良く敵を視認できる可能性は低いといえるでしょう。
このため、自分が先に見つかって先制攻撃を食らう、という場面が多いはずです。
では、どうすればこのような状況を防げるのでしょうか?
答えは、「ミニマップを見る」です。
FPSにおいては、戦闘時以外はミニマップを見ている時間が圧倒的に長い、ということを覚えておいてください。
もちろん、ゲームの種類やシステムによりますが、多くの場合はこのケースが当てはまることがほとんどです。
ミニマップには、仲間の視認や発砲によって、敵が表示されます。
また、死亡者を表示させるゲームもありますよね。
これらの情報から、「あの位置には敵がいる」ということをいち早く認識することができます。
このため、移動中はほぼ常にミニマップを見ているようにしましょう。
そして敵のいそうな場所を特定出来たら、その付近にプレイヤーの目線を移動させます。
ミニマップに映った敵が、次にどのような行動をとるかを予想することで、出てくる場所を絞ることもできます。
現在も撃ち合いをしているのであれば、背後に回れば無防備な姿を拝むことができます。
戦闘終了後なら、ダメージを追った可能性があるので、遮蔽物の陰で回復しているかもしれません。
あるいはバトルロイヤル系であれば、倒した敵のアイテムを回収しに行くでしょう。
こういった多くの情報を、ミニマップから入手することができるんです。
FPSをプレイする際には、ぜひミニマップをこまめにチェックするようにしてみてください!
FPS初心者にありがち!下向き移動は撃ち合いに負ける!
そしてプレイヤーとは別の、もう1つの目線が「主人公の視線」。
要は、主人公が何を見ているか、ってことですね。
これは、マウスを動かすことで操作できます。
しかし初心者の場合、この「主人公の視点」をかなり下に落としているケースが多いです。
理由は、無意識に広い視野を得ようとしているためだと考えられます。
というのも、FPSでは武器を構えている影響で、画面の下部に装備している銃などが映り込んでしまうんですよね。
すると、「視野が狭い」と感じてしまい、目線を少し下気味に調整して移動してしまいます。
確かに、こうすると遠くの敵も見やすくなるのですが、いざ敵を見つけたときに照準を合わせるのが遅れるため、撃ち合いに負けてしまうんです。
最初は慣れないかもしれませんが、「常に敵の頭に照準がある」状態の目線を意識すると、とっさの戦闘時に有利になります。
撃ち合いで勝つための視線はココ!プロゲーマーの視点を可視化する動画も!
そして最後に重要なのが、上で紹介した2つの目線、つまり「プレイヤー」と「主人公」の視線を合わせること。
主人公の視線を右に移動させながら、プレイヤーは画面の左側を見ている、という状況は、とっさの戦闘時に不利です。
そりゃそうですよね。
プレイヤーが敵を見つけても、照準を合わせるために主人公の視線を左に戻さなければならないわけですから。
このため、プレイヤーが見ている場所に主人公の視線を合わせる、というのが大事です。
簡単に言えば、画面に表示される照準とプレイヤーの目線が一致している状況がベストといえます。
上で紹介した動画は、プロゲーマーであるあびつんさん(「父の背中」所属)が投稿したもの。
アイトラッキング(目の動きを画面に反映させる技術)を導入しており、FPSをプレイしている最中にどこを見ているかがよくわかります。
画面にある丸い赤枠が、あびつんさんがプレイ中に見ている場所ってわけですね。
『バトルフィールド』というかなり忙しいFPSをプレイしているため、ミニマップを見ている時間はあまり多くありませんが、照準と目線がほとんど一致しています。
FPSでどこを見ればいいかわからない!という方は、ぜひこの記事や紹介した動画を参考にしてみてください!