大人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」から、アーケードゲームである「ラストサバイバー」が、2019年夏に稼動予定です。
現在、稼動に先立って日本各地のゲーセンでロケテストも実施中。
そこで、実際にロケテストへ乗り込み、ゲームシステムや操作感を体験してきました!
この記事では、そこで得られた攻略情報を紹介したいと思います。
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このページの目次
- 1 【ジョジョ】アーケード「ラストサバイバー」は一定時間遊べる「プレイポイント制」を採用!【ロケテレポート】
- 2 【ジョジョ】アーケード「ラストサバイバー」の操作感は?持ち方はクロウグリップがおすすめ?【ロケテレポート】
- 3 【ジョジョ】アーケード「ラストサバイバー」のルール【ロケテレポート】
- 4 【ジョジョ】アーケード「ラストサバイバー」のロケテストで使用できるキャラとスキル【ロケテレポート】
- 5 【ジョジョ】アーケード「ラストサバイバー」の攻略情報!可視化された音が勝利の鍵!【ロケテレポート】
【ジョジョ】アーケード「ラストサバイバー」は一定時間遊べる「プレイポイント制」を採用!【ロケテレポート】
「ラストサバイバー」について最初に紹介するのは、料金システムです。
このゲームでは、PP(プレイポイント)制の料金システムを採用しています。
ゲーム開始時、お金を投入することで金額に見合ったプレイポイントが付与。
各種ゲームモードの参加や、ゲームをプレイした時間によってプレイポイントが減っていくという仕組みです。
なお、付与されるプレイポイントは、100円につき200PPとなっています。
たとえば、「チュートリアル」をプレイするには、200PPが必要です。
このモードでは「承太郎」しか使用できませんが、対戦相手がCPUのみ、再起不能になっても復活できるなど、ゲームのルールや操作方法を学ぶのに適しています。
また、復活や時間経過でPPが消費されないため、200Pで1ゲームを遊びつくすことが可能です。
次に、メインとなる「全国対戦ソロ」「店内対戦」「全国対戦ペア」の3モードは、入場に400PPを必要とします。
(ロケテストでプレイできるのは「全国対戦ソロ」のみ)
入場に使用した400PPは、そのままクレジットとして転用され、1秒間に1PPを消費。
試合終了、あるいは自分が再起不能になった時点で、残ったPPは返却されます。
つまり、試合開始1秒後に負けてしまった場合、399PPが手元に戻ってくるというわけです。
これによって、プレイが上手い人もそうでない人も、同じ金額でほとんど同じ時間を遊ぶことができます。
こういったゲームに不慣れな人でも、安心してプレイできますね。
ちなみに、試合が長引いて400秒以上かかった場合は、それ以上PPが消費されることはありません。
長く生き残ることができれば、その分お得にプレイできるというわけです。
そのほかに、「トレーニング」モードも存在します。
CPUを相手に、1秒間1PPの消費でプレイ可能。
1PP以上持っていれば入場可能で、再起不能になるかPPが0になるとゲームオーバーとなります。
ロケテストでは、1回に300円までという制限が設けられていたため、入手できるのは最大600PPです。
このため、「チュートリアルで練習(200PP)→全国対戦参加(400PP)→リタイヤなどでPPが余ったらトレーニングモード」という流れが無駄なくPPを消費できます。
実際に上記の流れでプレイしてみましたが、300円で17分間プレイすることができました。(キャラ選択などもプレイ時間に含む)
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【ジョジョ】アーケード「ラストサバイバー」の操作感は?持ち方はクロウグリップがおすすめ?【ロケテレポート】
ラミネートが光っちゃって申し訳ありません
次に操作感についてです。
「ラストサバイバー」の操作は、「画面タッチ」と「2本のコントローラー」によって行います。
ゲームモードやキャラクター、試合開始位置の選択は、画面をタッチします。
ちなみに私の場合、なまじ手元にコントローラーがあるせいで、これらを使って選択しようとしてしまいました。
正直、タッチスクリーンにする意味はなかったのではないかとすら思えます。
2本のコントローラーは、「プレイステーションのコントローラーを中心から半分に切り離したもの」というイメージです。
左のコントローラーには、本体の移動に使う「Lスティック」、アルティメットスキル(必殺技)を発動する「L1」、スタンドを呼び出す「L2」があります。
右のコントローラーは、視点を移動する「Rスティック」、通常スキルを発動する「R1」、相手を攻撃する「R2」、ジャンプの「A」、しゃがみの「B」、扉を開けたり窓を破るなどの「X」、地図を表示させる「Y」となっています。
なお、Rスティックを押し込むと、各キャラ固有の決めポーズ(ジョジョ立ち + 原作台詞)を発動することができます。
ここぞというときに披露したいですね。
私は感動のあまり、無駄に何回もポーズ決めてました。
操作感としては、PUBGやフォートナイトなどのバトルロイヤルゲームと同じ感覚です。
ただし、コントローラーがプレステ方式を採用しているため、私のようなPCプレイヤーにとってはもどかしさを感じてしまいます。
スティックで視点移動というのが、なかなか難しいです...。
また、視点移動に親指を使っているため、ジャンプやしゃがみなどが非常に使いづらいんですよね。
PCプレイヤーにとっては左手で操作する行動ですし、このあたりも慣れが必要な部分といえます。
上級プレイヤーなどは、「クロウグリップ(親指でスティック、人差し指でボタン操作)」を駆使していそうです。
...あの持ち方、人差し指にすごい負荷がかかるんですよね。
ゲーム終わった後、しばらく指が伸びなくなってしまうことも...。
ゲームで勝つのは大事なことですが、私生活に支障が出ない程度にとどめたいですね。
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【ジョジョ】アーケード「ラストサバイバー」のルール【ロケテレポート】
「ラストサバイバー」では、最大40人のプレイヤーが同時に参加可能です。
試合には必ず、「ダービーの刺客(CPUキャラ)」が40体配置されるため、1試合の最低人数は41人、最大人数は80人にまで及びます。
ゲームモードで「全国対戦ソロ」を選択すると、まずはマッチメイクが開始。
全国のゲームセンターから、プレイを希望しているプレイヤーたちを集めます。
40人に到達するか、一定時間がたつと、試合の開始地点を選択する画面が。
マップは5×5マスに区切られており、各マスに2人まで配置することが可能です。
なお、マップは杜王町が舞台となっています。
ゲームに夢中で散策はできなかったのですが、杜王町駅の再現度は忠実なものでした。
仗助や億泰の家、「トラサルディー」や「アンジェロ岩」なども、探せば見つかるのでしょうか?
最初に40体の「ダービーの刺客」が配置され、その後プレイヤー達が選択。
これは、PUBGやフォートナイトにおける、「パラシュート降下」に相当しますね。
最近サービスが始まった、「カウンターストライク:グローバルオフェンシブ」の「サバイバルモード」と同じ方式でもあります。
全員が開始位置を選択すると、いよいよゲーム開始!
すべてのキャラクターは、レベル1からスタートします。
敵を倒すとメダルが出現し、これらを一定数集めることで、スキルが開放、あるいは強化されます。
自分以外のキャラが倒した敵からは、メダルの出現はありません。
このため、ハイエナ行為はできないというわけです。
また、建物の中にはトランプカード(タロットかもしれない)を模したアイテムが落ちています。
カードには「赤」と「青」が存在し、「赤」が体力回復、「青」がシールド増加となっています。
ピンチになったら、とりあえず手近な建物に入って回復を狙うのも手ですね。
もちろん、その他のバトルロイヤルゲームと同じく、時間経過によってマップが狭まっていきます。
禁止エリアでは体力を失うため、こまめにマップを確認し、適切な場所で戦わなければいけません。
あとはひたすら敵を倒し、最後の生き残りである「ラストサバイバー」を目指すのみです!
【ジョジョ】アーケード「ラストサバイバー」のロケテストで使用できるキャラとスキル【ロケテレポート】
大事なところピンボケてしまいました...
「ラストサバイバー」のロケテストでは、5体のキャラが操作可能でした。
キャラは大きく分けて3つに分類されています。
・近距離攻撃が得意で火力の高い「近距離タイプ」
・遠隔攻撃が得意でスタンドを直接操作可能な「射撃タイプ」
・特殊能力でトリッキーな行動を得意とする「撹乱タイプ」
では、それぞれのキャラのスキルを見ていきましょう。
空条 承太郎 (くうじょう じょうたろう)
「テメーは俺を怒らせた」
出演作:第3部「スターダストクルセイダース」ほか
タイプ:近距離タイプ
難易度:★☆☆
オララッシュ
承太郎の代名詞。
ボタン連打で相手をボコボコにします。
効果範囲が思いのほか広く、正確に狙わなくとも相手にヒットさせることが可能。
非常に使いやすい、スタンダードなスキルです。
ブロッキングラッシュ
前方からの攻撃を、ラッシュで防御します。
ロケテでは唯一の防御系スキルです。
汎用性が広く、敵に近づくときに重宝しますが、多用すると精神力を使い果たしてしまうため、攻撃しづらくなってしまいます。
スタンドON
各キャラには「精神力」というゲージが用意されており、スタンド能力を使用すると減り、時間経過で回復します。
「精神力」がないと、攻撃すらできなくなるため、実質逃げ回るしかなくなります。
ただし、このスキルを使用すると、発動中は「精神力」の回復速度を上げることができます。
また、発動回数などに制限はないため、スキを見てこまめに使いたいスキルです。
一般的なFPSやTPSゲームにおける、「リロード」に近いスキルといえます。
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スタープラチナ・ザ・ワールド
承太郎の必殺技で、時を止めます。
ゲーム中に1度しか使用できません。
このため、使用するタイミングには要注意です。
なお、キャラのレベルを上げると、止められる時間が長くなります。
相手との距離をつめる、ピンチを切り抜ける、乱戦で一気にかたをつけるなど、実用性とロマンを併せ持った最上級スキルです。
また、原作同様、同じ時を止める能力を持ったキャラの場合、「止まったときの世界に入門」することができる模様。
花京院 典明 (かきょういん のりあき)
ロケテでは使用しなかったため、決めポーズ画像がありません...
多分このポーズなんじゃないでしょうか
出演作:第3部「スターダストクルセイダース」
タイプ:射撃タイプ
難易度:★☆☆
エメラルドスプラッシュ
遠距離からの射撃スキルです。
長押ししている間は、弾丸を発射し続けます。
スタンド分離
使用中は画面全体がエメラルドグリーン1色に染まるので目に悪い
ボタンを長押ししている間、ハイエロファントグリーンを直接操作できます。
スタンドは壁などを通り抜けるため、遠方や隠れた敵を一方的に攻撃可能です。
ただし、この間本体は完全な無防備になるため、安全な位置で使用しなければなりません。
半径20Mエメラルドスプラッシュ
「えげつない」の一言。
名前のとおり、半径20Mという広範囲の敵に、連続ダメージを与えます。
近距離で発動された場合、なす術なくボコボコにされること間違いなしです。
その性能の高さからゲーム中に1度しか使用できませんが、1度に複数の敵を葬る、体力の減った最終的な局面で勝利を決めるなど、抜群の性能。
私もこの技で再起不能になりました。
広瀬 康一(ひろせ こういち)
「閑けさや 岩にしみ入る 蝉の声」
出演作:第4部「ダイヤモンドは砕けない」ほか
タイプ:撹乱タイプ
難易度:★★★
テール・ラッシュ
エコーズが尻尾でラッシュします。
原作ではそんな描写ありませんでしたが、攻撃手段が限られてしまうため仕方ありませんね。
火力が低い、きちんと狙わないと当たらないなど、康一君の難易度を上げる要因のひとつです。
エコー・スタンプ
壁や床といったオブジェクト、敵などに対して、「擬音」を貼り付けます。
貼り付けられた「擬音」は、一定時間音を出し続けるため、おびき寄せなどの撹乱はもちろん、相手に貼り付けて追跡にも応用可能。
このゲームで最も重要な「音」を自在にコントロールできるため、使いこなせばかなり強力なスキルです。
スタンド分離
ハイエロファントグリーンと同様、スタンドを切り離して操作することができます。
ロケテ時は焦っていて使い損ないましたが、自分から離れた位置でエコースタンプを使うなど、応用が利きそうです。
3 FREEZE
ACT3が前方にパンチします。
当たった敵は、移動速度や射程距離が大幅に低下します。
いざというときに便利ですが、効果中に仕留めきらないと、「精神力」のない状態で反撃にあってしまいます(あってしまいました)。
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ブローノ・ブチャラティ
出演作:第5部「黄金の風」
タイプ:近距離タイプ
難易度:★★☆
ジップ・ラッシュ
承太郎と同じく、前方にラッシュを行います。
ジッパーで腕を伸ばしている分、承太郎よりもわずかに射程距離が長いように感じました。
ラッシュ中の掛け声、「アリアリアリアリアリ」の完成度はさすがですね。
ジッパー
この局面ではドア使ったほうが速い
壁などにジッパーを設置します。
設置箇所を「X」ボタンで調べることで、壁の反対側に移動することが可能。
追跡や逃走時に非常に便利なスキルです。
ただし、長押しで設置位置を指定し、ボタンを離して設置、さらに「X」ボタンで通過と、複数の操作を必要とするため、スムーズな使用には練習が必要です。
ロケテ中は確認できなかったのですが、オブジェクトに設置することで、中に隠れることもできるようです。
スタンドON
承太郎と同じく、「精神力」の回復速度を上げることができます。
スティッキー・ダイブ
発動直後に地面に潜行し、姿を隠しながら高速移動することが可能。
緊急回避や、一気に距離をつめたいときに重宝します。
発動直後、向いている方向に高速移動を開始するため、行きたい方向を向いた状態で発動するのがベストです。
グイード・ミスタ
出演作:第5部「黄金の風」
タイプ:射撃タイプ
難易度:★★★
狙撃
手持ちのリボルバーで射撃します。
ロケテで使用できる中では、PUBGなどの操作に1番近いキャラ、およびスキルです。
特に弾数制限などはなく、リロードもありません。
(「精神力」が装弾数に相当)
ロデオ・ショット
前方に弾丸を発砲します。
使用直後、カメラが弾丸視点となり、進行方向を操作することが可能。
一定時間操作できるので、遠方や隠れた敵にも弾を当てることができます。
ただし、この間ミスタが完全に無防備になってしまうことに注意してください。
構え
ボタンを押している間、「狙撃」スキルの集弾性を向上させます。
FPSやTPSゲームにおける、「アイアンサイト」に近い効果です。
ピストルズ・ストライク
「ロデオ・ショット」同様、弾丸を操作することができます。
弾が敵にヒットすると、連続でダメージを与えます。
やはり本体が無防備になるため、高所や建物内の窓から発動するなど、ミスタを隠しながら発動しなければなりません。
【ジョジョ】アーケード「ラストサバイバー」の攻略情報!可視化された音が勝利の鍵!【ロケテレポート】
「ラストサバイバー」を実際にプレイして、わかったことや感じたことがいくつかあります。
まず、このゲームの肝は「可視化された音」にあるということです。
キャラクターが取ったあらゆる行動(移動、ジャンプ、攻撃など)は、すべて音を発します。
PUBGなども同じように音が出ますが、これらのゲームは本当に「音」でしか表現されないため、よく耳を澄まさなければなりません。
しかし、「ラストサバイバー」では、これらの音が「可視化」されています。
(他のゲームによる騒音が激しいゲームセンターでのプレイを配慮したか?)
さらに可視化された音は、自分に近い位置は大きく、離れるほど小さく表示。
このため、どのあたりに敵がいるのか、といったことを把握することができるのです。
場合によっては画面がうるさい
つまり、このゲームを制するためには、上手に音をコントロールする必要があります。
敵に気付かれずに近づきたい場合は、しゃがむことで音を立てずに移動しなければなりません。
また、「音を操る」能力を持った康一君は、このゲームにおいて大きな脅威となります。
走る音が聞こえたから近づいてみたら「エコー・スタンプ」だった、「ジッパー」でうまく隠れたと思ったら音を貼り付けられていてモロバレだった、なんてこともザラにありそうです。
また、キャラのレベル上げも重要な要素のひとつといえます。
レベルを上げていないと、アルティメットスキルどころか、通常スキルを使えないキャラもいます。
このため、終盤戦に向けてなるべく多くの敵を倒しておきたいところです。
そこで利用できるのが、「ダービーの刺客」。
これらのCPUキャラは、あまり攻撃をしてこない、ノコノコ出てくるなど、非常に弱く設定されています。
つまり、序盤はなるべく「ダービーの刺客」を倒してレベルを上げるのが得策です。
そのためにも、試合の開始位置はこれらのCPUが多い場所を選ぶべきでしょう。
周りに誰もいないような場所を選ぶと、他のプレイヤーにCPUが狩り尽くされ、低レベルのまま高レベルキャラと戦う羽目になります。
それはなんとしても避けたいところです。
キャラを使用した感想としては、やはり承太郎のバランスがよく、使いやすい印象でした。
逆に康一君は、トリッキーで使いこなすのに苦労しそうです。
自分は康一君がお気に入りだったため、上手く使いこなせずに悔しい思いをしました。
ヤムチャのような倒れ方をする康一君(半径20Mエメラルドスプラッシュを1Mの距離で被弾)
本稼動時に、使用できるキャラクターがさらに増えることは間違いありません。
そうすれば、戦略やセオリーも大きく変わってくることでしょう。
他にどんなキャラが参戦するのか、今から楽しみですね!