FPSをプレイしていると、「自分の撃った弾が全然当たらない...」なんてこと、ありますよね。
こうなると、撃ち合いで勝てないのは当然です。
そこでこの記事では、敵に弾を当てるために注意するべきことを紹介!
焦ると勝てなくなる理由も解説します。
FPSの撃ち合いで勝てないのはなぜ?
FPSで撃ち合いに勝てない理由、簡単に言うと「自分の撃った弾が敵にあたっていないから」です。
当たり前っちゃ当たり前ですよね。
敵にダメージを与えられず、自分ばかり弾を受けていれば、倒す前に倒されてしまいます。
これには、「立ち回りが悪い」「味方と連携が取れていない」などの理由があります。
しかし、これらができていても、なかなか敵に弾がヒットしないなんて人も多いのではないでしょうか?
実は、FPSにおいて銃を撃つときには、注意しなければならないことがいくつかあるんです。
焦ると弾が当たらない理由は?どうすれば勝てるようになる?
こういった悩みを持つ人のほとんどは、MOB戦といったトレーニングモードや射撃場などでは、そこそこ弾を当てることができている場合が多いと思います。
では、なぜ実践ではダメージを与えられないのでしょうか?
理由は、「焦っているから」です。
ほとんどのゲームでは、射撃場の的は攻撃してくることがありません。
もし攻撃されたとしても、自分のHPが高速回復するなど、死んだりすることはありませんよね。
MOB戦も、「敵の弾はそんなに当たらないだろう」と、安心して撃つことができます。
つまり、どちらも冷静に射撃ができているんですね。
一方、実践はめちゃくちゃうまいプレイヤーがゴロゴロいるため、「速く倒さないと殺される!」と焦ってしまいます。
この焦りは、敵に弾を当てるうえでよくない傾向と言えます。
弾がバラける目安はクロスヘア!
「焦ると弾が当たらない」というのは、気持ちの問題だけではありません。
ゲームシステム上、実際にそうなっているからです。
具体的に言うと、プレイヤーの行動によって集弾率、つまり弾のバラけ具合が大きく変わります。
集弾率は、ゲームや使う武器によって様々です。
何度もプレイして感覚をつかむのが一番ですが、目安を知る方法はあります。
それが、「クロスヘア」です。
クロスヘアとは、FPSをプレイしているときに、画面中央に出るマークのこと。
ゲームや装備しているサイトなどによっても変わりますが、十字や丸型などがあります。
画面中央に映った、十字(中抜き)タイプの「クロスヘア」
「レティクル」なんて呼ぶ人もいますが、これは「スコープや望遠鏡で、距離等を示す目盛り」を指すので正確ではありません。
上の画像は、スコープに映った「レティクル」
クロスヘアは、その大きさで使っている武器の集弾率を大まかに表しています。
つまり、クロスヘアが大きいものほど弾がばらけやすく、小さいものほど狙った場所に弾が当たりやすいというわけです。
射撃時の体勢で集弾率が変わる!?
そしてこのクロスヘア(集弾率)は、射撃時の体勢によって変わります。
具体的に言うと、下の状況で集弾率が変わることがほとんど。
・しゃがみ体勢
・立った状態(止まっている)
・歩いている
・走っている
・ジャンプ中
下に行くほど、クロスヘアが大きくなり、集弾率が悪くなります。
※ゲームによる
例1)立った状態のクロスヘア↓
例2)ジャンプ中のクロスヘア(同じ銃だが、例1に比べてクロスヘアが大きくなっている)↓
つまり、敵と交戦状態になったとき、焦って走り回ると、それだけ弾が当たりにくくなるんです。
これは、初心者にありがちな行動と言えます。
もちろん、棒立ちでは敵の的になってしまうかもしれません。
しかし、だからといって激しく動き回っても、自分の弾が当たらず結局はジリ貧になってしまいます。
このため、戦闘時は「小刻みにサイドステップ」や「止まったまましゃがみと立ち状態を定期的に変える」といった方法が有効。
敵の的にならないよう多少動きながら、可能な限り集弾率を下げずに射撃するのがベストです。
この時、壁などで体の半分ほどを隠すことができれば、なおいいですね。
最初のうちは、焦って飛び跳ねたりしてしまうかもしれません。
しかしこれは、集弾率の低下はもちろん、相対的に目標(敵)が画面内で動き回ってしまうことにつながります。
このため、より高いエイム(命中精度)を要求されてしまうわけです。
こうならないよう、焦らずどっしりと射撃体勢を整え、冷静に敵を打ち抜くことが重要です。
もし「敵に弾が当たらない」という悩みを抱えているのであれば、1度じっくりクロスヘアを観察してみてください。
自分の動きに合わせて、ひっきりなしに大きさが変わっているはずです。
その状態では、たとえいい位置を確保していても撃ち負けてしまいます。
まずは集弾率を意識して、「止まって撃つ」ことを心がけてみてはいかがでしょうか?