バトルロイヤルゲームで1,2を争う人気タイトル『フォートナイト』が、リリースから1年半が経ちました。
このゲームは、「シーズン」と呼ばれる期間で区切られており、各シーズンごとにマップが変化します。
そこでこの記事では、マップに起こった変化の歴史やそのバックストーリについて解説!
これまでに、一体何があったのでしょうか?
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このページの目次
フォートナイトの歴史 シーズン1
引用:https://game-hashirigaki.site/tps/changing-map/
『フォートナイト』は、2017年7月25日に早期アクセスが開始され、9月から正式リリースされました。
シーズン1は、2017年9月から12月までの3ヶ月間を指します。
このゲームはもともと、「迫り来るゾンビを武器や建築物で排除する」というシステム(現在の「世界を救え!」に相当)で開発されていました。
しかし、バトルロイヤルゲームの人気を受けて急遽方向転換。
建築要素はそのままに、100人で最後の生き残りをかけて争うシステムをメインコンテンツにします。
このため、今1番プレイされている「バトルロイヤル」モードは、9月の正式リリースから開始されました。
シーズン1のマップは、建物が非常に少なく、かなり寂しい印象を受けますね。
また、アイテム類は街以外では出現率が低く、「街や施設がない場所に降下すると、回復アイテムすら入手困難」になるほど。
なお、シーズン1中には、武器やマップが「ハロウィン仕様」になるイベントが開催されました。
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フォートナイトの歴史 シーズン2 マップの西側が変化
引用:https://game-hashirigaki.site/tps/changing-map/
2017年12月、シーズン2が開始されます。
マップは「クリスマス仕様」となり、木にはクリスマスツリーの装飾などが施されます。
20108年1月に、マップの大型アップデートが行われ、激戦区となる「ティルテッド・タワー」や、「シフティ・シャフト」、「ジャンク・ジャンクション」、「スノビー・ジョアーズ」といった、西側の施設が追加されました。
なお、この時期まで「フレンドリーファイヤー」が実装されていたため、チームメイトを撃つ事ができました。
誤射なら笑い話で済むのですが(ガチプレイヤーは笑ってくれませんが...)、意図的に味方を殺害するプレイヤーが多かったため、この仕様は削除されています。
なお、シーズン2のスキンテーマは「騎士」をメインに扱っていました。
また、2月には「バレンタイン」仕様のスキンや武器が登場します。
フォートナイトの歴史 シーズン3 バックストーリーが動き出す
引用:https://game-hashirigaki.site/tps/changing-map/
2018年2月より、シーズン3に突入します。
この時期から、日本でのリリースが開始されました。
マップに大きな変更はありませんでしたが、南端に「ラッキー・ランディング」が追加されています。
これは、中国の旧正月に合わせたアップデートだったようです。
北側がまだ物足りない気もしますが、だいぶ建築物や施設が充実してきましたね。
シーズン3のスキンテーマは「宇宙」でした。
なぜ、「宇宙」だったのでしょうか?
その答えは、シーズン3終了間際に明らかになります。
試合中、マップ上空に巨大な隕石が現れたのです。
また、隕石の周囲にはその破片と思われる光や、UFOのような影まで...。
(UFOはスコープで見るとかろうじてわかる程度)
また、この隕石の破片は試合中に容赦なく落下します。
これに当たった場合、建築物などは破壊されますが、プレイヤーへのダメージはありませんでした。
これにともない、プレイヤーたちは大規模な隕石の衝突を予想。
マップ上のどこに落ちるのか、考察するのが流行しました。
ちなみに、1番多かった落下予想地点は「ティルテッド・タワー」です。
確かに、激戦区として最も多くのプレイヤーが最初に降下する場所なので、「戦略を変える」という目的でこの場所が選ばれてもおかしくありませんね。
フォートナイトの歴史 シーズン4 隕石の衝突
引用:https://game-hashirigaki.site/tps/changing-map/
2018年5月、『フォートナイト』が大きく動き出したシーズン4が開始。
多くの予想に反して、隕石は「ダスティ・デポ」(倉庫が3つ並んでいた)に落下しました。
これによって施設はクレーターとなり、名前も「ダスティ・ディポッド」に変更されます。
(英語では"DUSTY DEPOT(埃まみれの格納庫)"から"DUSTY DIVOT(埃まみれの窪地)"になっている)
クレーターのようなえぐれた地形を"dipot"と表現することを知っていれば、もしかしたら気付けたかもしれませんね。
というか、多分気付いていた人もそこそこいるのではないでしょうか。
なお、クレーターの中心部には研究所が設けられ、衝突した隕石も見ることができます。
また研究所の周囲には「ホップロック」という結晶が散乱しており、使用することで大きくジャンプすることが可能です。
さらに、マップの各所で隕石やその破片による被害が出ました。
シーズン4は毎週マップが更新され、これらの被害が徐々に復興していく様子などを表現しています。
ちなみに、シーズン4リリース前に落下地点をリークした(とされる)元社員が、エピックゲームから訴訟されるという事件も起こりました。
開発側にとっては、だいぶ前から仕込んでいたネタであり、リークは収入の減少に繋がると判断したようです。
また、隠しバナーを読み解くと、落下した隕石から脱出ポッドが出現。
中から異星人らしきものが降り立っています。
さらに異星人は映画のセットであったミサイルを改造。
シーズン終了間際、リアルタイムイベントで、「ティルテッド・タワー」に向けて改造されたミサイルが発射されました。
しかし、ミサイルは上空で突如消失。
空には巨大な光の裂け目が残されます。
異星人の目的が「ミサイルの発射(ティルテッド・タワーの破壊)」だったのか、「光の裂け目の召喚」だったのかは不明ですが、これによってバックストーリーはさらに複雑化しそうです。
フォートナイトの歴史 シーズン5 次元の裂け目でマップがめちゃくちゃ
引用:https://game-hashirigaki.site/tps/changing-map/
2018年7月、突如現れた光の裂け目による被害がテーマのシーズン5がリリース。
光の裂け目は、離れた空間をつなぐ性質があるようです。
その影響で、マップにある各地の施設が別のものに置き換わりました。
南東の沼地だった「モスティ・マイア」は「パラダイス・パームズ」に変わり、周辺の広い範囲が砂漠化します。
また、「アナーキー・エイカー」は「レイジー・リンクス」というゴルフ場になりました。
一方、隕石が落下した「ダスティ・ディポット」は木が生い茂っています。
このことからも、隕石の落下から数十年経っているのではないかということがわかりますね。
その他、海賊船やモアイ像など、様々なオブジェクトが脈略なく点在しています。
なお、「トマト・タウン」のシンボルだった大きなトマトの顔も消失し、その場所には「GOOD BYE(さよなら)」というメッセージが...。
ちなみに、本筋とは全く関係ありませんが、「パラダイス・パームズ」には意味深なお墓があります。
これは、ある有名実況者の配信中に起こった悲劇をマップに反映させたものです。
その場所は切り立った崖になっており、建築によって足場を作らなければ登ることができません。
そこに、1人のプレイヤーが取り残されていました(本人は足場の素材を持っていなかった模様)。
気付いた配信者は、上から足場を作り救出を試みます。
しかし、システム上の制約で最後の一段がどうしても設置できなかったため、ゴルフカートを下ろし足場にしようとしました。
ところがその際、配信者はうっかり救出対象を引き飛ばし、崖下に落として殺害してしまいます。
この事件を知った運営が、救出対象を悼んで作られたのが、このお墓というわけです。
となりにタイヤが置いてあるのは、ゴルフカートを連想させるためでしょう。
こういう細かいネタが、プレイヤーに喜ばれるコツなのかもしれませんね。
また、これまでのシーズン同様、終了が近づくと砂漠地帯に紫色の立方体、通称「キューブ」が出現。
キューブは1時間43分に1回転がり、少しずつ移動しました。
最終的には「ルート・レイク」の湖に沈み、水を紫色に汚染します。
キューブは上に乗ると弾む性質を持っていましたが、湖もこの影響を受け、水面でバウンドするようになりました。
フォートナイトの歴史 シーズン6 「世界を救え!」の布石?
引用:https://game-hashirigaki.site/tps/changing-map/
2018年9月、バトルロイヤルモードの実装から1年が経過し、シーズンも6に突入。
「ルート・レイク」に沈んだキューブは、湖の中心に位置する小島の底に癒着していました。
そしてキューブの力なのか、小島は上に建った家ごと、空に浮遊します。
シーズン6ではマップ中心部に「浮遊島」が出現。
島の下から周囲にかけて強い風が吹いているため、プレイヤーはグライダーで自由に行き来することが可能です。
また、キューブの移動によって汚染された各地で、草木が枯れる(むしろなくなって土が露出)という現象も。
隠しバナーから想像すると、
・時空の裂け目から『フォートナイト』の世界に、異世界のモンスターが侵入(吸血鬼、人狼などのスキン)
・さらにキューブの汚染で世界が侵食され、人間の大半が消失あるいはモンスターに変異
という流れだったのではないかと予想できます。
というのも、「世界を救え!」のストーリーが大体こんな内容のため。
「世界を救え!」は、人口の98%がモンスターに突然変異したという設定です。
しかも、もともとこのモードは、「2018年内に無料化する」とアナウンスされていました。(現在は無期限延期)
このことから、シーズン6(あるいはシーズン4の隕石落下からも含めて)のバックストーリーは、「世界を救え!」の布石だったのではないでしょうか?
同モードが延期になってしまったため、シナジーや広告効果は薄れてしまったかもしれませんが...。
ちなみに、シーズン6でも、次シーズンに向けた隠し要素が用意されていました。
それが、「フラッシュ・ファクトリー」から見える巨大な雲。
この雲は、シーズンの終了が近づくにつれて徐々に島へと近づいていました。
また、隠しバナーにはこれまでの暗い雰囲気とは打って変わり、近未来的なロボットが「フラッシュ・ファクトリー」に降り立っている様子も。
さらに、このロボットの手足が凍り付いている、目から照射されたマップには雲と同じ位置にマーカーが付けられている、などの情報がもたらされています。
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フォートナイトの歴史 シーズン7 氷山の衝突
引用:https://game-hashirigaki.site/tps/changing-map/
2018年度12月には、シーズン7が始まりました。
シーズン6で雲と思われたのは、巨大な氷山でした。
氷山はマップの南西に衝突し、地形と気候を大きく変えます。
マップの広さもわずかに拡大しました(衝突した氷山の分)。
「グリーシー・グローブ」は水没、また「ポーラー・ピーク」、「フロスティ・フライト」、「ハッピー・ハムレット」が追加。
また、「ポーラー・ピーク」には謎の卵が確認されました。
シーズン6までのバックストーリーが「世界を救え!」を意識したものだとすると、シーズン7以降はまた別のストーリーになるのではないかと予想できます。
つまりココからは、『フォートナイト』2期の幕開けと言えるのではないでしょうか?
シーズン7では終了に近付くにつれて地震が頻発。
あちこちに地割れが発生しました。
フォートナイトの歴史 シーズン8 火山の出現と宝探し
引用:https://game-hashirigaki.site/tps/changing-map/
2019年2月28日、『フォートナイト』はいよいよシーズン8に突入しました!
リリース直後のため、まだ情報は少ないですが、トレーラーを見るに、今回のテーマは「宝探し」のようです。
また、マップにも変更が加えられており、「トマト・テンプル」と「ウェイリング・ウッズ」が消失。
この位置に、大きな活火山と「サニー・ステップ」が追加されました。
さらに「レイジー・リンクス」が湖に水没して「レイジー・ラグーン」になるなど、シーズン7に対応するかのように、島の北東に大きな変更が加えられています。
シーズン7の地割れはこの伏線だったようですね。
また、火山からは溶岩が漏れ出しており、ご想像通り触れるとダメージを負います。
トレーラーで示された「×印」の場所では、一体何を見つけることができるのでしょうか...?
さらに気になるのは、シーズン7で発見された卵です。
すでに「ポーラー・ピーク」からはなくなっている模様。
誰かが移動させたのか、あるいは孵化したのか...。
火山と卵、と聞くと、どうしてもドラゴンを連想してしまいますよね。
もしかしたら、バトルロイヤルのフィールドに大型モンスターが登場してしまうのでしょうか!?
今後の展開に注目です!