「プロゲーマーへの道」第3弾は、FPSジャンルについてです!
FPSでプロになるためには、どのような資格や技術が必要なのでしょうか?
専門学校への入学が近道なのか、それとも自力で練習するべきなのか、気になりますよね。
そこで、FPS歴10年以上の筆者(ただしド下手)が、自身の体験を交えた意見を紹介いたします!
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このページの目次
fpsのプロゲーマーとはどんな人?日本人もいるの?
引用:https://www.criticalhit.net/
FPSとは、ファースト・パーソン・シューターの略で、「一人称視点の射撃ゲーム」という意味です。
長い歴史を誇り、数々の人気タイトルがリリースされ、プレイヤー数も膨大となっています。
最近のタイトルとしては、「カウンターストライク:グローバルオフェンシブ」、「オーバーウォッチ」、「コールオブデューティ」シリーズ、「レインボーシックスシージ」などが話題ですね。
「操作が複雑」、「酔いやすい」などの理由で、ほかのジャンルに比べるととっつきにくい側面もあります。
このため、比較的コアなプレイヤーが多いのが特徴です(最近はそうでもなくなってきていますが)。
ちなみに、私が始めてプレイしたFPSは「アメリカンズアーミー」でした。
このゲームは、アメリカ陸軍が開発および製作したゲームで、若年層が陸軍活動に興味をもつようにと作られました。
当時としては相当リアルに作りこまれており、「戦闘中に弾詰まりが起こる(当然、専用の操作による対処が必要)」など、かなり複雑なシステムが特徴です。
※完全無料ゲームで、相当な人数がプレイしたこともあって、リリース直後は陸軍に志願する人が殺到したとの噂も。
FPSは、国内外に多数のプロチーム、およびプロゲーマーが存在しており、日夜激戦を繰り広げています。
動体視力や反射神経、瞬間的な判断力など、一瞬の操作が戦局を大きく左右するゲームジャンルのため、FPSを主戦場とするプロは、日々の特訓が欠かせません。
体を動かすスポーツと同じく、少しサボるとすぐに腕が落ちてしまうためです。
このことから、10~20代のプロプレイヤーが多いように感じます。
30~40代ともなってくると、老化に伴って反射神経や判断力が低下してしまうんですよね...。
ただし、アメリカには平均年齢71歳(最高齢81歳)の「カウンターストライク:グローバルオフェンシブ」プロチームもいます(2017年11月のニュースより。現在も活動しているのかは不明)。
総プレイ時間が50~70時間だったり、キルデスレート( = 撃破数 ÷ 死亡数)が0.55と若干低めなことから、話題作りの可能性も否めませんが...。
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fpsのプロゲーマーになるには資格や年齢など必要な条件はあるの?
では、そんなFPSジャンルのプロゲーマーになるためにはどのような条件を満たす必要があるのでしょうか?
海外はかなり寛容なため、14歳でプロ、というプレイヤーもいます。
また、日本でも先日、FPSではありませんが10歳で「スプラトゥーン」のプロゲーマーとなった選手も。
この例からもわかるとおり、今後の情勢で大きく変わってきそうですが、今のところは
・18歳以上
・日本在住
という条件が一般的です。
ほかに大事なのは、情報リテラシーでしょうか。
twitterなどのSNSでチームメイトの悪口を言ったり、過激な発言が多いとプロとして認められない場合があります。
また、テレビや雑誌の取材などの際に、きちんと広告活動(スポンサーのロゴが入ったウェアを着るなど)ができることも求められます。
プロゲーマーのインタビューなどでは、でかでかとロゴの入った物品が不自然かつ頻繁に映ってますよね。
アレが、プロゲーマーに求められる活動のひとつなんです。
fpsのプロゲーマーになるには費用はどのくらい?
FPSは基本プレイ無料のケースがかなり少ないため、必要経費はPCとゲームの購入費用、あとはいつもどおり電気代や通信費が必要です。
ただし、FPSは求められるPCスペックがかなり高いため、そこそこ奮発する必要があります(30~50万円)。
新作が出るたびに要求スペックもあがりますし、そのたびにPCを買い換えるのも大変なので、自作PCをオススメしたいところです。
自作であれば、パーツを部分的に入れ替えるだけでスペックをあげることができるため、コスト的にもお得といえます。
最初は戸惑うかもしれませんが、既存品を組み立てるだけなので、実は結構簡単です。
もちろん、パーツ同士の相性などもあるので、選定をあやまったり、うっかりミスをすると、ゲームがプレイできないどころかPCが起動しません。
ちなみに、私は以前、CPUと冷却ファンを密着させるグリスを塗り忘れたことがあります。
PC起動直後に熱暴走しますので、十分ご注意ください。
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fpsのプロゲーマーになるには専門学校にいく必要ある?
FPSでプロゲーマーになるために、専門学校に行く必要があるのかについては、かなり難しい問題です。
私は10年以上FPSをプレイしていますが、まったくうまくなりません。
それどころか、30代に入って腕が落ちているように感じます(多分老化)。
1人でやっていると、上達する方法に気付けないんですよね...。
また、「チームの勝利に貢献しなきゃ」という焦りから、苦手な武器やキャラなどの練習を疎かにしてしまいます。
これじゃあ、いつまでたっても下手なままです。
そういった経験から、若いうちにうまい人から指導してもらうのは、重要だとも思います。
プレイ動画を見ているだけでは気付けない、たとえばマウスの持ち方やショートカットキーの配置など、細かな部分を指摘してもらうのは、上達への近道です。
あとは、専門学校のカリキュラムがどうなのか、が気になります。
ゲームジャンルを絞って授業を受けられるのでしょうか?
1限目:FPS
2限目:MOBA
3限目:TPS
とかだったら、めちゃくちゃ混乱しそうです。
逆に、「スナイパーライフルにおける距離偏差射撃」などの授業があったら、ぜひ聞いてみたいと思います。
スナイパーライフル全っ然扱えないので。
ともあれ、入学にはお金も時間もかかるので、事前によく調べて、考えた上で決めたいですね。