eスポーツは、家庭用ゲーム機やスマートフォンなど、様々なハードで大会が行われています。
その中で、世界的にもっともプレイ人口が多いのは、PC(パソコン)です。
では、プロPCゲーマー達は、普段どのような環境でプレイしているのでしょうか?
彼らのデスク周りを、画像つきで紹介します!
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このページの目次
プロゲーマーが使うPC周りの画像
それではさっそく、プロゲーマーのPCデスクを見ていきたいと思います。
DustelBox(ダステルボックス)さん
引用:https://www.youtube.com/
こちらは、DustelBox(ダステルボックス)さんのPC周りです。
ダステルボックスさんは、「DetonatioN」に所属するプロFPSプレイヤーで、現在『PUBG』を主にプレイしています。
昔から様々なFPSの実況動画を配信しており、その腕前はかなりのものです。
私も5年くらい前に、『Battlefield』の動画をよく参考にさせていただいていました。
PC周りを見ると、配線がすごいことになっていますね。
でも、これはわかる気がします。
PC周辺の増設を繰り返していると、こうなっちゃうんですよ...。
モニターは4台ありますが、画面左端のものは使用していないそうです。
ちなみに、画像に収まりきっていませんが、PC本体は6台あります。
PC以外では、PS4、ニンテンドースイッチ、Wii U、そしてVIVE(VR用デバイス)が置かれています。
配信用のマイクが、プロの使う本格的なものであるのも見所ですね。
あびつんさん
引用:https://www.youtube.com/
次は、あびつんさんです。
あびつんさんは現在、プロゲーミングストリーマー集団である「父ノ背中」に所属しており、『PUBG』や『Battlefield』を主にプレイしています。
(※ゲーミングストリーマー:ゲーム配信で収入を得る人のこと。「父ノ背中」は多数のスポンサーがついている。)
2016年には、「大金を稼ぐプロゲーマー」として、TV番組である「マツコ会議」に出演したこともありました。
PC周りには、モニターが3台、PC本体が2台あります。
隠れていてわかりづらいですが、ニンテンドースイッチの後ろにノートPCもあります。
また、机の右端に載っている白いものは、ヘッドセットではなく、PSVRです。
ちなみに、後ろにあるのは、「珈琲貴族先生のサイン入り 青山澄香クリアパネル」とのこと。
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はつめさん
引用:https://shibuya-game.com/
最後は、女性プロゲーマーのはつめさんです。
はつめさんは、完全食を開発および販売する「株式会社COMP」からスポンサードされているほか、あびつんさんと同じく「父ノ背中」にも所属しています。
格闘ゲームである『ストリートファイター』のほか、『PUBG』もプレイしており、大会への出場や動画配信を行っています。
...というか、みんな『PUBG』やってますね。
前の2人に比べると、だいぶすっきりとしたPC周りです。
とはいえ、画面に映っていないだけで、モニターは4台あります。
PCが2台とPS4が2台あり、それぞれにモニターを対応させているそうです。
デスク下には、ノートPCや格闘ゲーム用のアーケードコントローラーを収納しています。
一番のこだわりは、PS4を100均のメタルラックに載せている点といえます。
これによって放熱効果を上げたことで、ゲームが重くなるのを防いでいるそうです。
PCも、夏場は熱がこもるとやけどするくらいの温度になるんですよね。
お弁当を保温できるほどですが、ゲームに夢中になっていると速攻で痛んでしまいます(経験談)。
プロゲーマーのPCの周辺機周りの特徴
1.モニターが多い!
プロゲーマーのPC周辺を見てみると、とにかくモニターが多いことに目がいきます。
しかし、これには理由があるのです。
用途としては、1台がゲームプレイ用。
もう1台が情報表示用です。
プロゲーマーは、攻略ノートや独自のメモをとっている場合があります。
こういった人は、ゲームをプレイしているのとは別のモニターにこれらを表示しているのです。
また、プレイの合間に調べものをするときにも使用します。
気付いたこと、気になったことを、ちょっとした時間に解決してしまうためです。
さらに、プロゲーマーは動画を配信しているケースがほとんどです。
このため、動画の撮影や編集、生放送時のコメント確認などのために、さらにもう1台のモニタを使用します。
私も、以前『Battlefield』をプレイしていたときには、2台のモニターを使っていました。
あのゲーム、ミニマップを片方のモニターに拡大表示できるので、全体の戦況を把握するのに便利なんですよね。
2.デスクはL字
お気付きでしょうか?
今回紹介した3人とも、L字のデスクを使用しているのです。
実は、ゲーマーとL字デスクは非常に愛称がいいといえます。
というのも、PCゲームはマウスやキーボードがあるため、デスクを「机」として使いにくいんですよね。
しかしL字だと、1辺にマウスやキーボードを、もう1辺にPC周辺機器や必要な小物を置くことができます。
もっとも、3人ともマウスとキーボード置いちゃってますけどね...。
ともあれ、L字だと手の届く範囲に色々置けるので、非常に便利なのは間違いありません。
ただし、マメに片付けないとどんどん物が増えていってしまうので注意が必要です。
3.その他の特徴
その他の特徴としては、多くの場合椅子にこだわっている事があげられます。
プロゲーマーは、1日の大半をPCの前に座って過ごすので、腰や首への負担が大きいです。
そのため、背中から頭を包み込むような、F1のシートに似た座椅子をよく使っています。
使用するマウスは、基本的に有線タイプです。
昔は、「無線タイプは反応速度が遅いので、FPSやMOBAと相性が悪い」といわれていました。
しかし、最近では技術が進歩し、いいものだと有線と変わらないほどの速度や精度を出せるようになってきています。
コードによってマウスの動作を阻害されてしまう危険がない反面、こまめに充電しないと大事なときに操作不能になるなど、デメリットもあります。
このため、現在のところ、プロゲーマーの多くは有線タイプのマウスを選んでいるようです。
私の場合、「無線は遅延が生じる」というイメージが強かったので、未だに有線を使っています。
私レベルの人間が影響を受けるような差ではないはずなんですけどね。
気分の問題です、気分の。
また、ターン制の熟考するようなゲームジャンル以外は、「音」が重要な情報になります。
そのため、ヘッドホンは必須アイテムです。
そのほか、マイクやモニターに取り付けられたカメラなど、配信に合わせた環境設定もされていますね。
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プロゲーマーのPC環境まとめ
引用:http://www.all-nationz.com/
プロゲーマーのPC環境を紹介しました。
今回は、それぞれの型式やスペックには触れませんでした。
しかし、3名とも、かなりのハイスペック機器を使用しています。
そもそも皆さんプロなので、スポンサーの方や所属しているチームなどから、いいものを譲ってもらえるそうです。
うらやましい限りですね。
私のマウスも5年以上酷使しているせいか、反応が悪くなってきています。
この機会に、プロ並みのいいマウスを買ってみようかとも考えているところです。
豚に真珠かもしれませんが...。