FPSの醍醐味といえば、撃ち合いに勝つことですよね!
しかし、初心者のうちは思うようにうまくいかないことも...
そこでこの記事ではFPSの基本テクニックである、立ち回りのコツや戦術を紹介したいと思います!
このページの目次
【FPS基本テクニック】立ち回りのコツは?
まずはマップの把握から!
FPSでうまく立ち回るためには、どのようなテクニックがあるのでしょうか?
まず、最初に頭に入れなければいけないのは、マップです。
ゲームのフィールドには、様々なギミックや遮蔽物、裏道などがあります。
これを把握せずにゲームをプレイすると、思わぬ場所からハチの巣にされる、なんてことも...。
早く撃ち合いたい気持ちはわかりますが、まずは練習モードなどを使って、1人でマップを歩き回ってみましょう。
その際、破壊可能あるいは弾が貫通する壁や障害物、射線の通る窓、特殊な音を立てる場所(水たまりや他と違う材質の床)などを頭に入れます。
これらを知っていると、相手に気付かれずに近づいたり、とっさに安全な場所に隠れたりといった行動が簡単に取れるようになるはずです。
前線を意識する!
ゲーム中は、常に前線を意識するといいでしょう。
前線とは、敵と味方が交戦している場所です。
これは、ミニマップを見ることで大体把握することができます。
ほとんどのFPSでは、ミニマップに味方が表示されているのが一般的です。
この時、前衛職(スナイパーやメディック以外)の現在地が、おおよその前線と言えます。
例えば、味方が1度に何人も倒された場合、前線はリスポーン地点の近くにまで下がってしまいます。
逆に強プレイヤーばかりのチームでは、前衛がどんどん前に進むため、前線もゴリゴリ上がっていくことに。
なぜ前線が重要なのかというと、当然のごとくそこが「危険地帯」となるからです。
また、近くに味方がいなくても、前線の位置から「このあたりまでは敵が来ていそうだな」と予測することも可能。
さらに、前線を常に意識することで「取り残される」のを防ぐこともできます。
攻めるにしても引くにしても、単独行動は大変危険です。
「気づいたら1人で敵に囲まれていた」という事態を避けるためにも、前線の把握は重要と言えます。
遮蔽物は頼れる仲間
敵に気付かれないように隠れる、撃ち合いの時に弾を防ぐ、といったシーンでは、壁などの遮蔽物が有効です。
フィールドを移動する際も、常にこういった場所に避難できる位置を歩くと、奇襲を受けても生存率が上がります。
ただし、こういった場所は敵も把握しているため、グレネードで牽制される、スナイパーライフルなどで貫通ダメージを与えてくる、という可能性も否定できません。
遮蔽物は頼れる仲間ではありますが、絶対に安全というわけでもないので、常に注意を払っておくべきでしょう。
例えば、味方と同じ遮蔽物に隠れていると、一網打尽にされる恐れがありますよね。
このため、少し離れた別の壁を使うなど、ちょっとした工夫が必要です。
初心者のうちはステルスプレイ
大会や配信などでも見るように、上級者プレイヤーは結構突っ込んで正面からの撃ち合いを行っています。
しかし、あれは高度なエイム(命中精度)があってこそのテクニック。
初心者のうちは、なるべく側面や背後からの射撃といった、奇襲を使いましょう。
敵に気付かれないためには、「前線で走らない(足音を立てない)」、「むやみに発砲しない」といったステルスプレイが重要です。
もしエイムに自信がない場合は、サプレッサー(サイレンサー)のついた銃を使うのも有効と言えます。
多くのFPSでは、サプレッサー付きの銃はそうでないものよりも威力が若干低いため、嫌われがちです。
しかし、これは撃ち合いの際に「少しでも多くのダメージを与えたい」という、考えに基づいています。
初心者のうちは、「死なない」ことを優先にするのも、決して悪くない選択です。
でも時には大胆に!
とはいえ、隠れてばかりでは勝利に貢献できませんし、なにより面白みに欠けますよね。
なので、時には大胆に攻めて敵を倒す、というのも必要です。
もちろん、「闇雲につっこめ」と言っているわけではありません。
例えば、こんな状況を想像してみてください。
・曲がり角の向こうから足音が聞こえる(1人分)
・曲がった先は敵からの射線が通りにくい
・自分は前線の少し後ろにいる
・隣に味方がいる
こんな時は、相手がこちらに気付いておらず不意打ちできる、撃ちもらしても味方がフォローできる、といった条件がそろっています。
であれば、思い切って曲がり角から飛び出し、発砲してみるのもいいでしょう。
もし、飛び出した先に敵が複数いたら?
...ご愁傷さまです。
【FPS基本テクニック】撃ち合いに勝つ戦術とは!?
相手の側面や後ろを取る
ここまで、「撃ち合いになるまで」の立ち回りを紹介しました。
続いては、撃ち合いに勝つための戦術です。
上にも書いたように、初心者のうちは不意打ち上等、という精神で臨みましょう。
そもそも、FPSは比較的そういうゲームです。
単純な話、同じ銃、同じ命中精度(エイム)で撃ち合いをした場合、勝つのは先に撃ったほうですよね。
そしてこちらが初心者であった場合、命中精度は相手よりもはるかに低いと言わざるを得ません。
であれば、よほどのことがない限り、同時に撃ち始めても負けてしまいます。
そのため、相手に気付かれず、また相手の死角からから発砲する、というのは勝つうえで不可欠なのです。
多対1にならないよう注意!
こちらも単純な話、敵が2人いれば、受けるダメージも大体2倍になってしまいます。
基本的に、多人数に銃口を向けられたら、勝ち目はありません。
そのため、敵が複数人いそうな場合、あるいは周りの味方がやられた時などは、おとなしく引き下がったほうがいいでしょう。
ただし、キャプチャーザフラッグのように、「あるポイントを制圧する」といったルールでは、体を張って守る必要があるかもしれません。
逆に、敵を多数で囲むのは有効な戦術です。
自分の活躍が少なく感じてしまうかもしれませんが、最初のうちはそうして敵味方の動きを把握するのも勉強になります。
足音、銃声、マズルフラッシュは重要な情報
FPSをプレイする上で、ヘッドホンやイヤホンは重要です。
なぜなら、足音や銃声は貴重な情報源であるため。
これらの情報で、どこに敵がいるか、どこで交戦しているかなどがわかります。
ゲームによっては、リロード音が聞こえる場合も。
ほとんどのFPSで、リロードは大きな隙になるため、絶好の奇襲チャンスをつかむことができます。
また、マズルフラッシュ(発砲時に銃口が光ること)は、敵の位置や人数を把握するのに有効です。
特に、スナイパーなどの遠方の敵や、暗い場所あるいはスモークなどに隠れた敵を認知することができます。
味方が死んだ場所には近づくな!
ミニマップ上で味方が消えた、あるいは死んだ場所は、当然ながらかなりの危険地帯です。
むやみに近づかず、少し離れた場所から様子を見るようにしましょう。
マップの把握ができていれば、味方の死んだ場所から、おおよその射撃地点(敵の位置)を割り出すことができます。
そして、その敵がどう動くのかを予想し、敵が出てくるであろう場所で待ち伏せするのも手です。
ただし、先ほど書いたように、「味方が目の前で死んだが、リロード音がする」という場合はチャンスかもしれません。
味方を撃った銃声が1つだった場合は、奇襲してみましょう。
リロードは安全な場所で!
私もそうでしたが、慣れないうちはこまめにリロードしてしまいがちです。
しかし、しつこいようですがリロードはかなりの隙を生みます。
もし撃ち合いに勝っても、即座にリロードするのではなく、遮蔽物の影などに移動し、周囲に敵がいないか安全を確認したうえでリロードしてください。
道の真ん中でリロードしているプレイヤーは、格好の的です。
また、撃ち合いの最中に弾が切れてしまった場合は、即座にセカンダリウェポン(ハンドガン等)に持ち替えましょう。
戦闘中にリロードするのは、自殺行為を通り越してただの自殺です。
セカンダリも撃ちつくした場合、
・ナイフで応戦
・逃げる
・一抹の望みをかけてリロードする
あたりから選ぶことになります。
ゲームによっては、ナイフもバカになりませんからね。
いかがだったでしょうか?
最初のうちは、「わかっていてもうまく実践できない」という場面も多いかもしれません。
しかし、この記事で書いたことを意識し、負けるたびに何がいけなかったかを振り返れば、おのずと身についてくるでしょう。
「FPSは楽しい!」と思えるようになるまで少し時間はかかってしまうかもしれませんが、快適なプレイのために、ぜひ実践してみてください!