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FPSの動画や配信を見ていると、「凸砂」という単語を耳にすることがあります。

あまり聞きなれない言葉なので、どういう意味か気になりますよね?

 

そこでこの記事では、FPSにおける凸砂とはどういう意味なのかを解説!

あわせて、立ち回りのコツや練習方法、敵にいたときの対策も紹介します。





FPSに出てくる凸砂とは?何のメリットがあるの?

引用:wikipedia

「凸砂」とは、「突撃スナイパー」を意味する言葉です。

突撃 → 突 → 凸

スナイパー → スナ → 砂

から作られた単語ですね。

 

通常、スナイパーライフルは、敵を遠距離から打ち抜くために使われます。

このため、FPSにおいても、狙撃兵(スナイパー)は戦場の後方から支援することが多いでしょう。

 

一方の凸砂は、こういったセオリーを完全に無視し、ドデカい銃を抱えて前線を走り回り、スナイパーライフルを近距離でブチ込むといった、かなり変則的なプレイスタイルです。

では、前線でスナイパーを使用するメリットは、どこにあるのでしょうか?

 

1つは、スナイパーライフルの威力を目的とした、迅速なキルです。

ほとんどのFPSにおいて、弾1発の威力は、スナイパーライフルがダントツに高く設定されています。

※ロケットランチャー等の特殊武器は除く

 

また、ヘッドショットした場合のボーナスダメージも高い場合が多く、多くのゲームで1~2発撃ち込めば体力がフルの敵を仕留めることができます。

これを利用し、視界に入った敵を速攻で始末し、キルスコアをガンガン稼いでいくのが凸砂の魅力です。

 

2つ目に、自分のうまさをアピールして、気持ちよくなるために凸砂をやる人もいるかもしれません。

スナイパーライフルは1発の威力が高いものの、発砲するたびにボルトアクション(廃莢および装填動作)を挟まなければならない場合が多く、スキの大きな武器でもあります。

 

そんな武器で正確無比にヘッドショットを決めるとなると、相当な命中精度や判断力が要求されるでしょう。

凸砂でキルを取れるということは、これらのスキルが高いことを意味するため、自分の技術をアピールするためには、持ってこいのプレイスタイルと言えます。



【FPS】凸砂の立ち回りのコツや練習方法は?

では、そんな凸砂プレイをするためには、どのような立ち回りや練習が必要なのでしょうか?

 

もっとも重要なのは、素早く正確に、敵の頭に狙いを定められるようになることです。

凸砂をやる場合、自分が1発外しただけで、かなり不利な状況になってしまいます。

というか、半分死んだも同然と言えるでしょう。

 

シビアな話ですが、まさに「百発百中」を実現する必要があります。

そのため、ひたすらスナイパーライフルの練習が必要です。

 

止まっている敵は言うに及ばず、走り回る、ぴょんぴょん飛び跳ねる、スライディング、サイドステップなど、敵のあらゆる動作に惑わされず、即座にヘッドショットを決めなければなりません。

これを実現するため、凸砂を行う場合は、遠距離の敵に対する狙撃をある程度諦め、低倍率(1~2倍程度)のスコープを装備するのがいいでしょう。

通常のスナイパーのように高倍率のスコープを使ってしまうと、ADS時(スコープを覗いたとき)に敵が近すぎて見にくくなってしまうからです。

 

また、マップは完全に頭に入れておく必要があります。

それに加えて、ミニマップや味方の情報などから、どこから敵が出てくるのか、常に予想を立てなければなりません。

 

このほか、同時に2人の敵に遭遇した時、どちらを先に仕留めるか、瞬時に判断します。

敵の持っている武器やそれぞれの距離、場合によっては事前に把握しておいたスコアなどを参考にして、脅威度の高い敵から排除しましょう。

 

凸砂をプレイするためには、このような非常に高いスキルや判断力を要求されます。

間違っても、初心者が手を出すようなプレイスタイルではないですね...。



【FPS】敵に凸砂がいた場合、どうやって対処すればいい?

引用:wikipedia

では逆に、敵に凸砂がいた場合はどう対処すればいいのでしょうか?

 

前述の通り、凸砂は非常に高いプレイ技術を持っています。

そのため、初心者のうちは簡単に餌食にされてしまうでしょう。

 

基本的には、1人で行動しないというのが重要な対処法になります。

スナイパーはスキの大きな武器なので、多数の敵を同時に相手にするシチュエーションは、凸砂にとって天敵です。

このため、複数人で行動しているだけで、凸砂に狙われにくくなります。

 

また、うっかり凸砂に遭遇した際、運よく即死しなかった場合は、とっさにスモークグレネードやスタングレネードなどを使い、相手の視界をつぶしましょう

スナイパーライフルは、アサルトライフルやショットガンのように、闇雲に乱射することができません。

 

つまり、視界を奪うことができれば、逃げるなり反撃するなりするチャンスを得ることができます。

もっとも、めちゃくちゃうまい凸砂は「音」だけで当ててきたりもしますが...

凸砂は嫌われる?芋スナとどっちが悪いのか

引用:wikipedia

ちなみに、「凸砂がいるとゲームがつまらなくなる」という意見もあります。

 

確かに、スナイパーライフルの運用方法として、正しいといえるプレイスタイルではありません。

しかし、凸砂はプレイヤーが培ってきた技術を最大限に発揮し、正々堂々とプレイしているわけです。

 

おまけに、キャプチャーザフラッグや拠点制圧などに、積極的に貢献することすらあります。

つまり、自分のスコアだけでなく、チームの勝利にきちんと貢献しているわけですね。

私自身、自分が凸砂にやられるとイラっとしますが、そこは個人の自由ですので、問題のあるプレイだとは思いません。

 

逆に、後方に引きこもってひたすら遠距離狙撃をする「芋スナ」も、嫌われる傾向にあります。

芋スナは、地面に寝そべってもぞもぞ動いている姿が芋虫に似ていることから名付けられました。

 

凸砂に比べると、チームの勝利目標に対する貢献度が低いため、罵倒の対象になっているようです。

確かに、前線の火力が下がる要因にもなるためわからなくもないですね。

とはいえ、こちらもしっかりと狙撃でサポートするなどすれば、十分貢献することもできます。

 

つまるところ、どっちも別にいいのでは?と考えています(あくまで個人的な意見)。

まぁ、味方が芋スナだらけだとやる気なくしますし、敵が凸砂ばかりでも萎えますけどね。

 

FPSは人気ゲームなので、プレイヤー数がかなり多く、また外国の方と一緒にプレイすることも少なくありません。

そうなると、様々な意見や思想が出てくるので、色々なことに対して批判や罵倒が飛んできます。

 

これらを気にすることなく、自分のプレイスタイルを貫いていくのも、FPSを楽しむうえで重要でしょう。

もちろん、あまりにも自己中心的なプレイは避けるべきですが...。

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