PCゲームを遊んでいると、「ちょっと操作しづらいな...」と思うことがありませんか?
そんなときに気になるのが、専用のゲームパッド、つまりコントローラーです。
そこでこの記事では、PCゲーム用に作られたゲームパッドを5種紹介!
steamやPS4モデルのコントローラーも、合わせてチェックしてみてください。
このページの目次
PC向けゲームパッド、コントローラー5選!【キーボード + マウス】
引用:amazon
まずはPCゲームの基本、「キーボード」と「マウス」の組み合わせです。
キーボードにおけるボタンの多さや、マウスによるスムーズなカーソル移動によって、あらゆるジャンルのゲームに対応できます。
キーボードの設定を変更することで、プレイヤーの好みやスタイルに合わせた千差万別な操作方法を実現可能。
FPSなどでも好まれるスタイルですが、画面切り替えや複数のキャラを操作するRTS(リアルタイムストラテジー)といった戦略ゲームで、その真価を発揮できるでしょう。
私も、長年PCゲームを愛好しているので、ほとんどのジャンルでこのスタイルが1番プレイしやすいと感じています。
PC向けゲームパッド、コントローラー5選!【家庭用ゲーム機型】steamやPS4モデルも!
引用:Amazon
続いては、2番目に使用者が多いと思われる、コンシューマ(家庭用)ゲーム機型のコントローラーです。
日本人にとっては、PCよりも家庭用ゲーム機のほうがなじみが深い、と言う人も多いでしょう。
そういったプレイヤーは、自分が1番プレイした家庭用ゲーム機と同じ形状のゲームパッドを使う傾向に。
例えば、PS4の愛好家であれば、専用コントローラーである「DUALSHOCK 4」を使用する感じですね。
最近は公式もそういった用途を想定しており、前述の「DUALSHOCK 4」であれば、PCにUSBを指すだけで使用できるようになります。
(タッチパッド機能を使用する場合は、外部のソフトなどを導入する必要がある)
なお、欧米圏ではXboxが人気のため、コチラのコントローラを使用する方が多い模様。
海外ゲームのゲームパッド設定画面も、Xboxタイプが多いですよね。
ちなみに、steamも独自のコントローラーを開発しており、様々なゲームに対応できることを謳っています。
確かに、デュアルタッチタッチパッドなど、汎用性やカスタマイズ性にはかなり優れるのですが、従来のコントローラーとは操作感がかなり違うため、慣れるには多少時間がかかるかもしれません。
引用:Amazon
個人的に、これらの家庭用ゲーム機型ゲームパッドは、アクションゲームやシューティングゲームに適していると感じます。
精密な動作を要求されるジャンルでは、コチラのほうがキーボードよりも操作しやすいんですよね。
PC向けゲームパッド、コントローラー5選!【格闘アーケード型】
引用:Amazon
続いては、テレビなどでもよく目にするようになった、「格闘アーケード型ゲームパッド」。
これは、名前からしてほぼ格闘ゲーム専用のコントローラーといえます。
もちろん、シューティングなどでも使用できますが、このタイプのゲームパッドを格闘ゲーム以外で使用している人はそんなに多くないのではないでしょうか。
引用:https://www.yodobashi.com/
格闘ゲームに特化しているだけあり、当該ジャンルでの使用感は抜群です。
また、プロゲーマーが監修したものや、レバーがない「HitBox」タイプなど、時代と共に進化したものが多数リリースされています。
>>「ヒットボックス」の問題点や、ウメハラ選手が大会で使用禁止にされた騒動についてはコチラ!
PC向けゲームパッド、コントローラー5選!【特定シミュレーション特化型】
引用:YouTube
次に紹介するのは、格闘ゲーム用よりもさらに特化した、特定のシミュレーション専用ゲームパッドです。
1番イメージしやすいのは、レーシングゲーム用のハンドルコントローラー。
車を運転するゲームであれば、やはりハンドル操作が不可欠ですよね。
ガチ勢では、アクセルやブレーキ操作ができる「フットコントローラー」、さらにギアチェンジのための「シフトレバー」まで揃えてたりします。
友人がこのタイプなので、1度使わせてもらったことがあるのですが、ここまでそろっているとゲームへの没入感が半端ないです。
このほかにも、フライトシミュレーター(旅客機や戦闘機のゲーム)や、最近はあまり見かけなくなった電車シミュレーター(『電車でGO』等)に特化したものもあります。
昔は、『ビートマニア』や『ギターフリークス』といった音ゲー専用のコントローラーもありましたが、最近の音ゲーは複雑なので、ゲームセンターでプレイするのが主流のようです。
引用:amazon
フライトシミュレーター向けゲームパッドのフルセット例
昔話に花を咲かせるなら、シューティングゲームに特化した「ガンコン(ガンタイプのコントローラー)」もありましたよね。
これも没入感があっていいのですが、過去に使われていたこれらのコントローラーはブラウン管テレビの構造を利用したものであるため、現在主流となった液晶テレビでは使用することができません。
「スーパースコープ」、またやりたかったんだけどな...。
なお、そんなプレイヤーの要望を応えるためか、2019年7月18日に、「RAGNOK」というハンドガンのグリップを模したゲーミングマウスが発売されました。
引用:YouTube
ものっそい興味あるんですが、ちょっと操作しづらそうなのが気になります。
PC向けゲームパッド、コントローラー5選!【障がい者向け】
引用:https://support.xbox.com/ja-jp/xbox-one/controllers/get-to-know-adaptive-controller
最後は、障がいなどでハンディキャップを負った人が、ゲームを楽しめるようにと開発されたゲームパッドを紹介します。
「マイクロソフト」がXbox向けに開発した、「Xbox Adaptive Controller」は、障がい等によって従来のゲームパッドを使用できない人に向けて開発されました。
もちろん、USBを繋ぐだけ(Bluetoothでも可)でPCでも使うことが可能。
このゲームパッドは、1つのコントローラーというよりも、「ハブ」のような役割を果たします。
ゲームパッド側面には、Xboxのコントローラーにあるすべてのボタンを、個別に認識するための端子を採用。
つまり、「Yボタン」などはもちろん、「十字キーの上ボタン」など、細かく端子が分かれています。
また、USBを繋ぐことで、他のゲームパッドを繋ぐことも可能です。
引用:https://support.xbox.com/ja-jp/xbox-one/controllers/get-to-know-adaptive-controller
これによって、「足元のボタンで十字キー操作」や、「光センサーを腕などで遮ってボタン操作」など、多様なニーズに対してフレキシブルに対応することができます。
eスポーツが話題になる中、こういった取り組みも、多くの人が楽しむ上では重要ですね。