インタビュー、大会レポ、訪問記事

オーバーウォッチは、多彩なキャラが魅力のFPSゲームです。

そんなオーバーウォッチでは毎年、開発会社が主催する世界大会が行われています。

 

公式大会ということもあって、今年も大変盛り上がっているようです。

そこで、今回は『オーバーウォッチワールドカップ2018』の優勝賞金や、日本チームの活躍を動画付きで紹介します!

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オーバーウォッチワールドカップ2018とは?日本チームの成績はどうだった?

引用:https://worldcup.playoverwatch.com/ja-jp/

 

オーバーウォッチワールドカップは、オーバーウォッチの開発会社である「Blizzard(ブリザード)」が主催する、大規模な世界大会です。

2015年から毎年開催されており、今年は24ヶ国が参戦しました。

 

2018年のスケジュールは下記のとおりです。

 

6月10日   :日本代表候補メンバー16人を発表

7月  9日   :日本代表メンバー7人が決定

8月16~19日:日本、韓国、フィンランド、ロシア、台湾、香港による予選(4ブロック行われる予選のひとつ)

11月2~3日  :予選通過8ヶ国による本戦

 

日本代表チームの候補生は、過去の大会実績や最近のプレイスコア、そして今後の伸びしろなどを考慮して選ばれました。

選出方法が明確ではなかったのですが、16人中14人がプロチームに所属しているなど、実力は十分保証されています。

 

無所属の2人がどのように選ばれたのか気になりますが、普段からのスコアで選出されたのなら、誰にでもチャンスはありますね。

残念ながら、私には声がかかりませんでした。

 

日本代表メンバーと日本チームの成績

今回の日本代表メンバーですが、まず、日本代表候補者16名を選出。

その後、候補者同士で1ヶ月をかけてさまざまな組み合わせの対戦を実施した結果を考慮して、最終的に7人が選考されました。

 

日本代表候補の16名および選出された選手は、次のとおりです。

プレイヤーネーム後の()内は所属チームです。

青字の選手が、日本代表として選ばれています。

 

メインタンク

・Rimlime (無所属)

SamuraiD (CYCLOPS athlete gaming)

・sonairo (Green Leaves)

 

サブタンク

・pocky (Green Leaves)

けんもほろろ (CYCLOPS athlete gaming)

 

メインDPS

ameken (CYCLOPS athlete gaming)

・hoshimi (Green Leaves)

・How2 (YOSHIMOTO ENCOUNT)

 

サブDPS

DEP (CYCLOPS athlete gaming)

Ta1yo (CYCLOPS athlete gaming)

 

ヒーラー

CLAIRE (CYCLOPS athlete gaming)

・PangTong (無所属)

・Xeraphy (Green Leaves)

 

サブヒーラー

・Luna (V3 FortuNa)

・Yoz (CYCLOPS athlete gaming)

さばげー (無所属)

 

 

このようにしてみると、7人中6人がCYCLOPS athlete gaming所属、1人が無所属という結果ですね。

 

無所属で代表に選ばれるのはすごいと感じました。

今回の選出で、スポンサーやプロチームから声がかかるのではないでしょうか?

 

これらの7人が日本の期待を背負い、韓国で開催された予選へと挑みました。

予選は総当たり戦で、上位2ヶ国が本戦へと進出します。

 

予選の結果は、次のとおりでした。

 

順位 ゲームラウンド
1 韓国 19 2
2 フィンランド 16 4
3 ロシア 12 7
4 日本 8 12
5 台湾 5 15
6 香港 0 20

 

残念ながら、日本代表は4位で本戦出場には届きませんでした。

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大会の優勝賞金は?

 

実はこのオーバーウォッチワールドカップ、賞金がありません

大きな世界大会なのに、意外ですよね。

 

とはいえ、正式な金額は明かされていませんが、本戦出場チームには出場ボーナスが出される、という噂もあります。

 

また、出場できれば世界的に注目されるため、無所属であればプロチームやスポンサーから声がかかる、すでにプロであれば契約料(給料)が上がる、といったメリットがあります。

 

それだけではありません。

ブリザードは、オーバーウォッチの公式大会として、オーバーウォッチワールドカップとは別に、オーバーウォッチリーグも開催しています。

オーバーウォッチリーグはリーグ制の大会で、選手がチームと契約する形式です。

 

契約金の最低額は、年間約550万円、最高額は約1,600万円と、かなりの高額といえます。

また、オーバーウォッチリーグでは賞金が設定されており、その総額は約4億円。

ワールドチャンピオン(シーズン最優秀チーム)には、約1億1,000万円の賞金が支払われます。

 

そのほか、イベントの開催権利やチーム限定アイテムの売り上げの50%など、様々な収入を得ることが可能です。

こうしてみると、金銭的なメリットではワールドカップよりもリーグのほうが圧倒的なのがわかります。

 

もしリーグの選手になることができれば、年収1,000万も夢ではありませんね。

...なるまでが大変ではありますが。

 

とはいえ、このオーバーウォッチリーグの選手も、過去の実績などによって決まります。

つまり、今回紹介したオーバーウォッチワールドカップで優秀な成績を収めれば、この高収入なリーグに参戦することができるのです。

 

実際、2017年度のワールドカップで優勝した韓国チームのメンバーは、このリーグ戦に参加しています。

つまり、ワールドカップは目先の賞金のためではなく、その後の大きな活躍への足がかりになる、と考えたほうがよさそうです。

 

2018大会の最新実況動画はこちら

では、オーバーウォッチワールドカップ2018の気になる実況動画を紹介します。

こちらは、日本と優勝最有力候補の韓国戦の様子です。

 

優勝最有力候補、試合会場が韓国ということもあって、カメラワークや声援がかなり韓国寄りなのが気になりますが、雰囲気は掴めると思います。

 

 

4マップ、攻守入れ替えで全8試合を行った結果、日本は惨敗してしまいました。

韓国との力量差が圧倒的ですね...。

 

簡単に解説していきたいと思います。

 

第1マップ:ネパール(6:00~)

ルールはコントロール。

マップ中心にあるコントロールポイント(CP)を占領し、先に100%まで保有し続けたほうが勝利します。

 

1試合目、日本は序盤にCPの占領を成功させました。

43%まで保有しましたが、韓国側のハンゾーが繰り出した龍撃波を皮切りにCPを奪われます。

その後、韓国の猛攻を受けてなかなかCPまでたどり着けず、そのまま韓国が勝利しました。

 

2試合目は、韓国がCPを先取します。

日本は、レッキング・ボールのマインフィールドで一網打尽にされるなど、なかなかCPに近づくことができません。

最後にタンク2人でなんとか奪取しようとするも、D.VAに阻止され敗北しました。

 

日本は2試合目、かなり攻めあぐねてしまっていましたね。

韓国のプレッシャーが強かったのでしょうが、もう少し積極的に前に出てもよかったのではないでしょうか?

 

第2マップ:キングス・ロウ(17:00~)

ルールは、アサルト/エスコート。

ラウンドごとに攻守を交代し、複数のポイントを占拠していくアサルトと、車を特定のポイントまで持っていくエスコートが組み合わさったマップです。

 

先攻は日本。

まずは青い枠に囲まれたポイントの占拠を目指します。

 

序盤、わりと大胆な位置にシールドを張った韓国のオリーサに阻まれ、なかなか門を抜けることができません。

その後、ファラのバレッジ、D.VAの自爆といった貴重なダメージソースが不発に終わります。

 

制限時間ギリギリになんとか押し込んで粘りましたが、ジャンクラットのRIPタイヤに一掃され、結局第1キャプチャーもとれずに攻守交替となってしまいました。

 

防衛に回った日本は、韓国と同じ位置に陣取りましたが、アナのトリッキーなバイオティックグレネードにビビッてしまったのか後退。

すかさず飛び込んできたウィンストンに蹂躙され、あっさりとポイントを占拠されてしまいました。

 

日本が攻撃時に占拠を失敗していたため、この時点で終了。

エスコートを見ることなく、次のマップに移行します。

 

日本は、「ほぼ何もできなかった」という印象が強いですね。

固まっているところを一網打尽、というシーンをよく見かける気がします。

 

一方の韓国は、バラケながらもそれぞれがきちんと仕事をしており、個々の技術力とチームワークがかみ合っているようです。

 

第3マップ:テンプル・オブ・アヌビス(33:00~)

ルールはアサルト。

日本が先攻です。

 

...が、ポイントに触れることすらできませんでした。

 

このマップ、最初の門を抜けるのが本当に大変なんです。

狭いので集中砲火を受けますし、抜けた先の高低差がネックとなって、なかなかたどり着くことができません。

 

ウィンストンの飛び込みや、ゲンジの裏取りに合わせる必要がありますが、うまくいかなかったようです。

当のゲンジは、せっかくの龍撃剣をよりにもよってヒーラーのゼニヤッタに潰されるという失態を見せてしまいました。

 

確かに、ゼニヤッタのタメ攻撃はかなり強力なんですけどね。

 

防衛側では、先ほど難しいといった最初の門をあっさり抜けられてしまいます。

...どうして日本は、あんなに後ろで守っていたのでしょうか?

 

門の付近が一番守りやすいと思うのですが、何かの作戦だった可能性もあります。

結局、あっさりとポイント上の高台を占拠されてしまい、殲滅を受けました。

 

実況も「Super easy finish」とか言っちゃってます。

 

試合とは関係ありませんが、途中で韓国の女性サポーターの声援がワイプされましたね。

韓国では、普通に「スポーツ」として認識されているため、選手のファンも多いそうです。

 

日本で「プロゲーマー」というと怪訝な顔をされてしまいますが、こういうところでも地味にやる気に関わってくるんじゃないかと思います。

...せっかくならかわいい娘に応援されたいじゃないですか。

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第4マップ:リアルト(44:00~)

ルールはエスコート。

やはり日本が先攻です。

 

しかし、ロードホッグのチェイン・フックに翻弄されてしまいました。

最後はD.VAの自爆で一掃されてしまい、最初のポイントまでエスコートすることなく終了。

 

というか日本側、アルティメットスキルの不発多くないですかね。

韓国がきちんと対処しているからそうなってしまうのでしょうか?

 

だとしても、中盤で日本のD.VAが、なぜ上空で自爆を発動したのか、ちょっとよくわかりません。

(もしかしたら私が知らないだけで、そういう戦略があったのかもしれません。)

 

そして防衛、1分20秒でエスコートされてしまいました。

だからどうしてそんなに後ろで守るんですか...。

 

韓国は最後にD.VAの自爆を発動させています。

誰もキルできていませんが、あの位置で爆破させることで、エスコートを阻止されるのを防いでいます。

うまい使い方ですよね。

 

動画を見ると、日本と世界の圧倒的なレベル差に気付かされてしまいます。

私もこのゲームは好きなので、日本があまり活躍できなくて悔しい思いです。

 

来年はもっと順位を上げられるよう、がんばって欲しいですね。

 

オーバーウォッチワールドカップ2018のまとめ

引用:https://www.youtube.com/

 

オーバーウォッチワールドカップ2018について、いかがだったでしょうか?

 

今回は、日本代表に注目して紹介しました。

日本は予選で敗退してしまいましたが、本戦はまだこれからです。

 

オーバーウォッチファンやプロeスポーツプレイヤーを目指している方は、世界のレベルを知るためにも、11月に控えた本戦での試合を観戦してみてはいかがでしょうか?

 

そして、今後はぜひ日本にもっと活躍して欲しいと、心から願っています!

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