座り仕事(とゲーム)の時間が長い私は、かねてよりゲーミングチェアが気になっていました。
そこで、様々なゲーミングチェアを試座した上で、AKRacingを購入しました!
この記事では、AKRacingをおすすめする理由やデメリットについて紹介します。
また、店舗よりもamazonが安いというのは本当でしょうか?
このページの目次
ゲーミングチェアはAKRacing(エーケーレーシング)がおすすめ!その理由は?
引用:https://www.akracing.jp/
ゲーミングチェアを買うことにした私は、秋葉原に足を運びました。
秋葉原には、いくつかの店舗で展示品があり、試座することができるからです。
1日歩き回った結果、
・AKRacing(エーケーレーシング)
・DXRACER(デラックスレーサー)
・noblechairs EPIC(ノーブルチェアーズ エピック)
・Tt eSPORTS(ティーティーイースポーツ)
・COUGAR(クーガー)
・RAIDMAX(レイドマックス)
の試し座りをすることに成功。
ゲーミングチェアの比較
座ってみた感想は、下の通りでした。
※座り心地や感じ方は人によって異なります。
下の感想は各製品をディスっているわけではなく、あくまで「私がAKRacingと比較して感じたこと」なので注意してください。
・DXRACER(デラックスレーサー)
座り心地が少しやわらかすぎる。
肘掛の曲面がきつく、腕の動きが妨げられる印象。
・noblechairs EPIC(ノーブルチェアーズ エピック)
アームレストの自由度が高い。
ネックピローやランバーサポートが布製なのが気になる。
(夏場などに汗を吸いやすく、汚れが気になるため)
・Tt eSPORTS(ティーティーイースポーツ)
座面や背もたれの幅がやや広く、ケツや背中にいまいちフィットしない。
ネックピローの位置がちょっと高い。
・COUGAR(クーガー)
ネックピローの形が変わっており、肩への負担は少なそう。
ただ、高級志向なのか座り心地がフカフカしており、腰痛持ちとは相性が悪そうな印象。
・RAIDMAX(レイドマックス)
収納式の足置きが付属しているのがおもしろい。
ただ、全体のクッションが薄く、背中などに骨組みが当たる。
一方、AKRacingは座った瞬間に自分の体とのフィット感を強く感じ、ほとんど一目惚れしてしまいました。
ラインナップとしては「Wolf」、「Nitro」、「Pro-X」をそれぞれチェック。
「Wolf」はシート全体が布製なので好みに合いませんでした。
また、「Nitro」はネックピローやランバーサポートが少しやわらかいことが気になります。
「Pro-X」は、シートやランバーサポートの硬さなどが非常に好みであり、また肘掛の自由度が高いという特徴が。
私はこれらのことを総合して、AKRacingのPro-Xを購入しました。
AKRacingをオススメしたい理由
最初にお伝えしておきたいのが、私の体格です。
私は身長170cm、体重60kgと、平均的なスタイルだと思っています。
ゲーミングチェアは、多くが海外製であるため、外国人サイズで設計されています。
このため、私のような身長だと、やや大きく感じてしまうものがほとんどでした。
しかしAKRacingは、全体的に丁度いいサイズ感でした。
そのいい例なのが、座面です。
ほとんどのゲーミングチェアは、座面の左右が盛り上がっており、お尻を包み込むような形をしています。
しかし、多くの製品で座面が広く、この盛り上がりが機能しませんでした。
このため、座っているとケツが若干遊んでしまう感覚があります。
一方のAKRacingは、お尻を横からそっと支えるような位置関係にあり、座ったときの安定感がぐっと増します。
それでいて、窮屈さはありません。
これは、背もたれも同様です。
肩の辺りが少しだけ触れるので、体が横に傾きにくく、無意識に背筋をまっすぐ伸ばすことができます。
肘掛はデフォルトの設置位置がやや広く、ひじを置くにはやや遠いと言わざるを得ません。
しかし、この肘掛は前後、左右、高さはもちろん、回転による調節が可能です。
左右方向のみ6角レンチを使用する必要がありますが、それ以外は手元で簡単に変更できるので、作業内容などによって気軽に調節できます。
また、この調節は結構力を入れなければ動かないので、不意にガチャガチャと位置が変わってしまう、ということもありません。
店舗に展示されているものはいろんな人がいじっていたため、ゆるく感じるものもありました。
しかし新品はもっとしっかりしていたので安心してください。
また、ネックピローやランバーサポートのおかげもあり、常に「いい姿勢」を保つことができます。
今のところ腰痛もなく、快適な座り心地を満喫中。
作りもしっかりしており、すでに2週間ほど使っていますが、買ってよかったと思っています。
AKRacing Pro-Xのデメリットや問題点
引用:https://www.akracing.jp/
しかし、そんなAKRacingにも、デメリットというか、問題点がいくつかあります。
実際に購入、使用してみて感じたのは、次の通り。
本体がやや重く、組み立てが少し大変
AKRacing(Pro-X)は総重量が28kgと、そこそこ重さがあります。
そのため、組み立てる際、人によっては多少苦労するかもしれません。
私は1人で組み立てまして、なんとか30分ほどで完成させることができました。
とはいえ、何箇所か苦戦した工程も。
まず、座面に背もたれを取り付ける時。
1人で背もたれを支え、ネジ穴を合わせるために、体重をかけて座面に押し込む必要があります。
この状態でネジ止めをしなければならないので、やや大変です。
次に、5本足ベースにキャスターを押し込む工程。
硬いので、中々奥まで入ってくれません。
しかし、きちんと装着しないと、使用中に折れるなどして大変危険なので、間違いなく挿入して下さい。
最後に、組みあがったイスを立たせる瞬間です。
組み立ては本体を寝かせて行っているので、正位置にしなければなりません。
28kgという重量に加え、すでにキャスターがついていて滑りやすいため、十分注意してください。
製品に付属している軍手が汚い
組み立てる際に手を汚したり、ネジを締めをミスって手を怪我しないように、という配慮なのか、デフォルトで軍手が付属しています。
しかしこの軍手、結構汚い。
私の場合、油汚れでも拭いたのか、黄ばんでいました。
他の購入者によるレビューを見ると、同じような意見がいくつかあったため、比較的よくある光景のようです。
絶対使いたくなかったので、私は素手でやっちゃいました。
(特に汚れるようなこともなかったです。)
キャスターの動きがなめらか
イスの底に苦労して取り付けたキャスターが、非常になめらかなんです。
最初はいい事のように感じていましたが、使っているうちに、イスが自然と動いてしまう点が気になりだしています。
一般的なフローリングの上で使用しているのですが、ゲームなどで腕に力が入ると、チェアが少しずつ机から遠ざかるという...。
現在、ゲーミングチェアの下に何か敷こうかと考えています。
座ると、床に足が届かない
結構大きな問題が、「床に足が着かない」という点です。
試座のときは気になりませんでしたが、いざ愛用のデスクにあわせると、微妙に足が浮いてしまいます。
私の足が短いだけかもしれませんが、「座面の奥行きが長い」のが要因のひとつではないでしょうか。
高さの調整ができないデスクを使用している方は、注意してください。
今のところ私は、足元にクッションを置いてお茶を濁しています。
足置きを買うか、高さ調節できる机を買うか...。
この機会に、ゲーミングデスクを検討するのもありかもしれませんね。
悪い姿勢ができない
そして使っていて1番思うのが、悪い姿勢ができない、ということです。
デメリットと言っていいのかわかりませんが、もともと姿勢の悪い人にとっては、大きな問題かもしれません。
上に書いたように、AKRacingは非常にいい姿勢を維持させてくれます。
しかしそのため、座っている間、常に背筋はピンと伸び、足も正しい位置にあり続けます。
このため、かなり疲れます。
体にとってはいいことであり、慣れればどうってことないのでしょう。
しかし、これまで座面の上であぐらをかき、猫背でPCに向かっていた自分からすると、かなりつらいものがあります。
そして、「いい姿勢が疲れたから楽な姿勢に」と思っても、そのようなだらしない姿勢を取りづらいのです。
こればっかりは、体のために、いい姿勢になれるまで我慢するしかありませんね。
...というか、そういう目的で買ったのだから当たり前なんですけど。
AKRacingは店舗よりもamazonが安い!?
引用:https://www.akracing.jp/
では、AKRacing Pro-Xを安く手に入れるには、どうしたらいいのでしょうか?
様々な店舗を比較しつくしたというわけではありませんが、1番安かったのはamazonです。
私が周った秋葉原の数店舗と比較すると、大体2,000~6,000円の差がありました。
また、ベースの値段はほぼ同じですが、楽天市場はポイントが3倍の店もあるため、それを加味するなら楽天もお買い得です。
ちなみに、秋葉のあるお店で聞いたのですが、現在ゲーミングチェアの需要が急速に高まっている模様。
確かに、「勉強や絵を描く際にも最適!」のような口コミも増えているようです。
このこともあってか、製品によっては生産が追いついておらず、長いと注文から1ヶ月以上待たされることもあるとか。
そして今後、さらに購入者が増えれば、入荷待ちはさらに伸びる可能性もあるそうです。
購入を検討している方は、なるべく早く踏み切ったほうがいいかもしれませんね!