ゲームをプレイしていると「AとBの武器、どっちが強いんだろう」と悩むことがありますよね?
これはFPSやRPGなど、ジャンルに限らず様々なゲームで起こりえます。
そんな時に便利なのが、DPSなんです!
この記事では、DPSというゲーム用語の意味や計算方法などを紹介します。
強くなるために、ぜひ知っておいてください!
【ゲーム用語】DPSの意味とは?計算方法も紹介!
そもそも、「DPS」とはどういう意味なのでしょうか?
「DPS」は、"Damage Per Second(ダメージ パー セカンド)"の頭文字をとったものです。
"Per"は「~ごとに」といった意味があるので、「1秒ごとに与えるダメージ」という意味になります。
もっとわかりやすく言うと、「時間当たりのダメージ量」というわけですね。
具体的な例を挙げて見てみましょう。
ここに、次のようなスペックの「武器A」があったとします。
[武器Aのスペック]
・1発のダメージ:100
・攻撃速度:1秒
このような数値だと感覚的にわかってしまいますが、一応DPSを計算すると、
DPS = 100 ÷ 1
= 100
となり、武器AのDPSが100であることがわかります。
つまり、この武器を装備していると、1秒間に100ダメージ与えることができるわけですね。
DPSの使い方!FPSやRPGで強くなるために知っておきたいこと
上で紹介したように、DPSはとても単純な計算から導かれる数値です。
しかし、ゲームをプレイするうえでこれほど重要かつ便利なものもありません。
なぜなら、DPSを比較することで、より強い武器を瞬時に見分けることができるからです。
こちらも、具体的に見ていきましょう。
先ほどの[武器A]に加えて、[武器B]と[武器C]を例にします。
それぞれのスペックは以下の通り。
[武器Aのスペック]
・1発のダメージ:100
・攻撃速度:1秒
[武器Bのスペック]
・1発のダメージ:300
・攻撃速度:5秒
[武器Cのスペック]
・1発のダメージ:80
・攻撃速度:0.5秒
この3つの武器、一番強いのはどれでしょうか?
一撃の火力だけでみると、圧倒的にBが強そうですよね。
しかし、実際にはそうでもなさそうです。
計算してみると、次のようになります。
[武器A]DPS = 100 ÷ 1
= 100
[武器B]
DPS = 300 ÷ 5
= 60
[武器C]
DPS = 80 ÷ 0.5
= 160
結果を見ると、[武器C]のDPSが1番高いことがわかります。
つまり、それぞれの武器を装備して同じ敵を攻撃した場合、[武器C]がもっとも早く敵を倒せるということですね。
これは、様々なRPGやモンスターハンターといったアクションゲーム、そしてもちろんFPSなどにも応用することができます。
FPSでは、各武器のスペックとして「弾丸1発当たりのダメージ」と「発射レート(1秒間に何発撃てるか)」というデータが公開されている場合も。
こういったデータからDPSを計算することで、短時間でより多くのダメージを稼げる武器を割り出すことが可能です!
もちろん、DPSが高い = 最強というわけではありません。
実際には「スタン値」や「シールド軽減」、「集弾率」など、ゲームによって様々な要素が絡み合ってきます。
しかし、ざっくり「どれが強いか」を見分けるには、DPSはとても分かりやすく便利な指標と言えるでしょう。
もしゲームをプレイしていて、どの武器を選べばいいか迷った場合、まずはDPSを計算して参考にしてみてはいかがでしょうか?