最近では、テレビでeスポーツが頻繁に取り上げられるなど、盛り上がりを見せていますよね。
そこで気になるのが、「eスポーツに投資したら儲かるのでは?」ということです。
ゴールドマンサックスなどは外資系ということもあってか、eスポーツ関連の情報は昔から取り扱っていました。最近だと徐々にeスポーツでの広告も回し始めています。
出典:https://www.goldmansachs.com/japan/our-thinking/pages/e-sports/
この記事では、eスポーツ関連の株や投資銘柄を紹介したいと思います!
また、eスポーツに特化した投資信託などはあるのでしょうか?
※この記事は、紹介した株の購入を勧めるものではありません。
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このページの目次
eスポーツの投資銘柄や関連株は?
カブ売り一筋60年、子供に株の厳しさ(?)を教えるカブリバばーさん
引用:YouTube
まずは、eスポーツ関連の株や投資銘柄について、代表的な企業を紹介いたします。
メジャーな会社を多めにピックアップしました!
任天堂
言わずとしれた「任天堂」。
『マリオシリーズ』をはじめとして、世界的に人気のゲームを多数販売しています。
株価としては、2018年1月をピークに、現在はやや低迷気味です。
また、株主優待制度はないため、「任天堂株を持っていればゲームを安く購入できる」というようなサービスはありません。
人気銘柄ということもあり、売買できるのは100株単位。
このため、「任天堂」の株主になるには、最低380万円の資金が必要です。
セガサミーホールディングス
「セガサターン」や「ドリームキャスト」など、コアなファンが多い「セガサミーホールディングス」も、最近がんばっています。
というのも、ぷよぷよがeスポーツタイトルとして認知されてきているほか、ゲームセンターもまだまだ人を集めているためです。
セガの人気キャラ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」も、12月に実写映画が放映予定。
(ただしデザインがクッソ不評)
任天堂と同じく100株単元での売買ですが、1株あたりの値段がそこまで高くないため、必要資金は14万円ほどです。
また、株主優待制度があり、セガゲームセンターのUFOキャッチャーやリゾートの施設利用券、宿泊券などをもらうことができます。
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テンセント
「テンセント」は、世界最大とも言われている中国のゲーム会社です。
様々な企業を買収しており、『フォートナイト』の「エピックゲームス」、『リーグオブレジェンズ』の「ライアットゲームズ」など、人気ゲームを手がけた企業を傘下においています。
2018年に中国政府が新作ゲームをなかなか認可しなかったことで、株価は一時的に大暴落しました。
しかし、最近では認可の動きが進んでおり、株価も徐々に回復の兆しを見せています。
エヌヴィディア
「エヌヴィディア(NVIDIA)」は、アメリカの半導体メーカーです。
中でも、パソコンのGPUが有名で、多くのPCゲーム起動時にロゴを見ることができるほど。
個人的には、ロゴと同時に聞ける「エヌヴィディアァ...」という女性の囁きがものすごく好きです。
私だけかもしれませんが、「これからゲームするぞ!」って気分になるんですよね。
こちらも中国政府の対応に影響されてか、2018年度に1度株価が落ち込んでいますが、また徐々に上昇志向に入っている模様。
eスポーツの関連株に手を出す場合は、中国の動きに要注意すべきですね!
人口が桁外れに多いので、簡単に影響が出てしまうようです。
アクティビジョン・ブリザード
「アクティビジョン・ブリザード」は、アメリカのゲーム会社です。
『コールオブデューティーシリーズ』や『ディアブロシリーズ』、『オーバーウォッチ』に『ハースストーン』と、大人気タイトルを多数手がけています。
ただ、現在はピーク時の半額ほどの株価になってしまっていますね。
大人気である『ディアブロ』の新作が、スマホアプリとしてリリースされるというニュースに失望した人が多かったようです。(発表時にはブーイングすら出た模様)
本銘柄の株価が回復するには、まだ数年かかるかもしれませんね...。
eスポーツに特化した投資信託はあるの?
引用:楽天証券
結局どの銘柄を買えばいいかわからない、任天堂株は高すぎて手が出せない、などの場合には、投資信託を考えるのも手です。
ところで、そもそもeスポーツに特化した投資信託はあるのでしょうか?
調べたところ3つeスポーツに関連する投資信託が見つかりましたのでまとめておきます。
1.iFreeActive ゲーム&eスポーツ
「iFreeActive ゲーム&eスポーツ」は、上に挙げた「任天堂」や「テンセント」の株を代表銘柄として取り扱っています。
このため、小額で「任天堂」株の恩恵にあずかれることも。
楽天証券などで購入することが可能です。
パフォーマンスは+10%のときもあれば-20%のときもあるなど、変動はなかなか大きめ。
やはりというか、2018年の中国政府の動きによってパフォーマンスは下がってしまいました。
「eスポーツ全体の動きに追従する」という性質を考えれば仕方のないことかもしれませんね。
2.ETFファンド「GAMR」
こちらは「任天堂」のほか、『ファイナルファンタジーシリーズ』で知られる「スクウェア・エニックス・ホールディングス」や『レインボーシックスシージ』などを手がける「ユービーアイソフト」を組み入れています。
2019年に入ってからは、徐々に上昇志向に乗っている様子ですね。
ただし、海外ファンドのため、目標やニュースなどが大概英語で、読み解くのに一苦労が必要。
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3.ETFファンド「ESPO」
コチラも海外ファンドの上、開設間もないため少し不安があります。
しかし、乗りに乗っているのか、最近は結構上がっている様子です。
この記事で紹介した銘柄のほかに、『バトルフィールドシリーズ』の「エレクトリックアーツ」なども組み込んでいるのが特徴。
今後の成長に期待したいですね!